アルプスあづみの公園堀金地区の里山文化ゾーンでは
 
先週までキバナコスモスが一面に咲いているとテレビや新聞で知ってはいたのですが
 
残念ながら予定が合わず刈り取り前に見に行くことはできませんでした。
 
でも、田園文化ゾーンのコスモスはまだこれからが盛りというので昨日夫と出かけてきました。
 
 
昨年は、盛りがもう少し遅かったようです。
 
 

 

 

展望テラスにはこんなパネルがかけられていました。

 

 

”あづみの公園からの展望”として

 

①拾ケ堰 

②安曇野わさひ田湧水群

③東山城趾群

④長峰山

の説明がありますが、特に長峰山は

 

昭和45年5月、旧穂高町の招聘を受けたノーベル賞作家・川端康成氏は友人の作家・井上靖氏、

画家・東山魁夷氏を誘い安曇野を訪れました。一行は長峰山から残雪の北アルプスと新緑の

安曇野を一望した際、井上靖氏は「残したい静けさ、美しさ」と

長峰山から望む安曇野の風景を絶賛しました。

 

と、川端康成氏、井上靖氏、東山魁夷氏の写真が掲げられていました。

 

 

展望テラスを降りると、今年もアキアカネが、羽を休めていました。

 

  

その向こうには、彼岸花が一叢。

  

 

 

 

不吉な花とも言われる彼岸花ですが、どこか懐かしさをも感じさせます。

 

特に舟木一夫さんが昭和50年の『NHKビッグショー』で初めて歌われた

 

辰野市在住のシンガーソンガーライター三浦久さん作詞作曲の『宝福寺にて』

 

♪彼岸花が散っています

秋ももうだいぶ深まりました♪

 

の歌詞を思い起こすからでしょう。

 

同好の士にとっては、殊の外思い入れのある歌です。

 

 

閑話休題

 

 

更に歩を進めると見えてくるのはオレンジと黄色の花の姿。

 

 

  
遊歩道の両側を鮮やかな秋桜が彩っています。
 
 
 
  
 
 
その向こうに見えるのは淡い黄色のコスモス。
 
 
花の名の表示はありませんでしたが、昨年のブログを見ると、
 
レモンブライトという種類だと思われます。
 
木漏れ日の下の黄色い秋桜を眺めながら歩いて行くと
 
お目当ての秋桜が咲き揃う段々広場に出ます。
 
 
 
 
 
 
 
残念ながら常念岳の上には雲がかかり、すっきりとした秋晴れとはいきませんでした。
 
今日の方がお天気は良かったかもしれません。
 
 
でも、日向の秋桜は綺麗に咲き揃い、蜜蜂や蜻蛉が花の回りを飛び回っていました。
 

10月に入ってもまだ花は楽しめそうです。

 
柵の杭の上にとまった蜻蛉をパチリ📸
 

 

夫が選んで印刷してくれて、久しぶりにギャラリーの1枚になりました。

 

 

 

入り口に戻るとちょうどお昼の時間に。

 

入り口横にある”レストランあづみの”に入ってみました。

 

 

 

何度も訪れていますが、このレストランに入ったのは初めてでした。

 

 

 

中は割合広く、木製のテーブルに椅子は二脚。


ソーシャルディスタンスは十分保たれています。



窓からは樹々の緑が目を癒し

 

 

横を流れるせせらぎの音が爽やかでした。

 
 
 
注文したのはゴマだれ冷やし蕎麦。夫は勿論大盛り(^^♪
 
現在の状況を鑑みて、食器は使い捨てで味気ないですが、味は良かったです。
 

 

 

 

本当に久しぶりの花紀行。

 

鬱々とした気分が少しは和らいだ気がします。