2月の異名は如月。
広辞苑によると
「生更ぎ」の意。草木の更生することをいう。着物をさらに重ね着る意とするのは誤り
とあります。
でもホトトギス俳句季題便覧には
陰暦二月の異称である。この月はなお寒くて着物をさらに重ね着る意味から来ているという
と正反対の意が掲げられています。
俳句の季節でいえば2月は春なので、矛盾するような気がします。
でも、新暦で考えれば、立春の前の今の時期は一番寒い時期(→o←)ゞ
『早春賦』にも歌われているように
春は名のみの 寒さが続く信州では”着物を更に重ね着る”
というのは、当たっているような気もするのです。
昔からこの立春の一番寒い時期、学校は「寒中休み」があるほどでした。
寒さが厳しかった先週、長女が色々調べて「ねこ」を注文してくれました。
「ねこ」と言えば、南木曽ねこが有名ですが、
長女が頼んだのは「市田ねこ」
真綿が入っていることと、柄が好みだったことがこれを選んだ理由だった由。
リバーシブルになっていて、裏もかわいい柄です。
「ねこ」と命名された理由は、昔子供を背負う時に使った「ねんねこ半纏」から来ているとか
「ねこ」をしょっているように暖かいからとか、諸説あるようです。
会社が寒いのだそうで、長女は一昨日、会社にも着ていきました。
上着の下に着てもあまり響かず、真綿が入っているので
「懐炉を張るより暖かかった」
「ねこを着るようになってから肩こりが少し楽になった」
と言っていました。
私もカーディガンの下に着ていますが、暖かくて助かっています。
昔の人の知恵は素晴らしいものですね。
真綿といえば、昔はどこの家でも自宅で布団を作っていましたが、
故郷の古い家の二階で祖母と母が薄く広げた真綿を二人で持って
布団の木綿綿の上に上手に広げ、一気に布団側を返していた姿が思い出されます。
昔、祖母が作ってくれたちゃんちゃんこ。
これにも真綿が入っていたと記憶しています。
表地も一応絹。何かの端切れで作ってくれたのですが、
なかなか着る機会がなく箪笥の奥にしまってありました(^^ゞ
良く晴れていた昨日とはうって変わって、朝は曇り空。
東の山もすっかり雪雲に覆われて見えず、時間の問題かなと思っていましたら
やはり予報通り、お昼過ぎから粉雪が降りだしました。
道路はまだ白くなっていませんが、あまり積もらないでほしいものです。



