表題は言わずと知れた『枕草紙』の283段の冒頭の一文。
中宮定子が清少納言に「香炉峰の雪いかならむ」と尋ねたのに対し、
清少納言は御簾を上げてみせると、定子は満足げに笑ったという逸話。
これは、白居易の「香炉峰の雪は簾を掲げて看る」
という詩の一節を少納言が知っているかどうかを定子が試したと言われ
清少納言の機知に富み、その才気あふれる様子を示している逸話として知られます。
「あまりにも自分の才を鼻にかけている」と紫式部からは嫌われた
という話もあったやに言われますが、2人に面識はなかったはず。
まあ、清少納言と紫式部の本当の性格や人柄はわかりませんが、
個人的には『源氏物語』より『枕草紙』の方が好みではあります。
自分の才能を鼻にかけ、上から目線の人は私も嫌いですが・・・。
物を知っているということは悪いことではないでしょう。
こういってしまえば本も子もないかもしれませんし、
『源氏物語』至上主義の方には叱られるかもしれないので最初に謝っておきます。
ごめんなさいm(__)m
言ってみれば不遇な自分の生い立ちや義理の母への想いが立ちきれず、
あちこちの女性と浮名を流すどうしようもない男性の
不倫の物語みたいなもの、と思ってしまうのです。
恋愛小説自体があまり好きではないということもありますが、
ひたすら1人の人を慕い続ける恋愛小説と違って、ちょっと苦手(^^;)
当時の宮中や貴族の雅な生活や風俗を知るには良い書であると思います。
決して否定しているわけではなく、あくまでも個人的な好みの問題です。
話がそれましたm(_ _ )m
雪は、見ている分には美しく雅でもあり、詩や歌の素材にもなりますが
大宮人とは違い、庶民にとっては生活そのものが成り立たなくなることもしばしば。
昨日の雪は降り始めからどんどん勢いを増し、あっという間に辺りは真っ白に。
車が通って轍ができたり、人が歩くと圧雪されそこが凍ると
雪掻きも大変になるので、降り始めからこまめに雪掻きすることが必要。
凍った雪はつるはしや先の尖った金属のスコップで割ってから
片付けなければならないので、バイオリンの友人は肩の筋肉を断裂してしまったとか。
それを聞いた時は、他人事とは思えませんでした。
松本の降雪は北信に比べれば少ないのですが、
何年かに一度は大雪に見舞われることもあります。
長女の成人式の前年はまさにその年に当たり、駐車場の屋根が
雪で潰れて車もダメージを受けたというニュースも聞きました。
4年前の冬季オリンピックの年は、やはり凄い豪雪で
羽生君が金メダルを取った次の日、その記事が一面に載った朝日新聞が
雪のために届かなかったという初めての出来事もありました。
子どもが小さい頃や夫が単身赴任している時は、他に人もいないので
頑張って1人で雪掻きしていましたが、私が体調を崩すので
この頃は「お母さんはやっちゃダメ!」と禁止命令が出て(~_~;)
夫や娘達がしてくれるようになりました。
昨日も夫が、娘達が帰ってきて困らないようにと、雪掻きしていましたが
雪掻きする後から後から降り積もり道が見えないほどでした(゚_゚i)
娘達は、道路が混んでいたようで時間はかかったものの無事帰宅。
長女は夕飯を食べた後、朝困らないようにと、
自分の車の周りや家の前の道路を雪掻きしていました。
夜半には雪もやんだようで、今朝は夫や娘達が再度雪掻きした後は
一時は陽も射して雪も大分溶け、昨夜は埋まっていた夫の車も姿が見えます。
御簾ならぬカーテンを開けてみると、いつもはその気配だけで逃げてしまうのに
野鳥が木の枝に停まってしばらく囀っていました。
餌でも探していたのでしょうか。
時折、風花が舞うこともありますが、今は家の前の道路や庭の敷石も乾いています。
東京や関東地方ではここよりも積雪があった由。
昼間のワイドショーでは、北国では当たり前と思われる注意事項があげられていました。
たしかに、雪に慣れない地方では戸惑うことも多いでしょう。
事故や怪我をする人がこれ以上増えないようにと祈るばかりです。


