昨日は「スイカの日」だったとか。
謂れを調べてみると、スイカの縞模様を綱に見立てた語呂合わせの由。
うーん、ちょっと強引な気もしますが(^^;)
西瓜と言えば、何と言っても安曇野の波田(はた)地区は
信州では名高い♪スイカの名産地~♪(-^□^-)
今時分になると、スーパーの店頭にも波田の西瓜が並べられ、
すいか村と称する夏期だけの直売所が、共選所の近くに設けられます。
地元の人は、ここの西瓜を愛着を込めて
「下原(しもっぱら)のすいか」
と呼びならわしています。
14日にブルーベリー摘みに行った折り、道路沿いに出ていた
「十割更科蕎麦 きさく」という手書きの看板を見つけた夫。
「帰りに行ってみよう。」ということになりました。
初めてのお店でしたが、もう20年も前からやっていらっしゃるとのこと。
《更科》、《田舎》、《ひきぐるみ》とあったので、
夫は女将さんの話を聞いて、3色盛りを頼むことに。
《ひきぐるみ》というのは、胡桃が入っているわけではなく、
更科と田舎の中間の挽き方なのだとか。
私は更科蕎麦にしようと思っていましたら
「同じ値段だから、更科とひきぐるみの二色にしたら?」と勧められ、そうすることにしました。
その二色盛りは、ちょっとボケてしまったので夫が頼んだ三色盛りの写真を(^^ゞ
更科は本当に真っ白で、しかも十割というのにブツブツ切れておらず
細くて口当たりもよく、とても美味しいお味でした。
1080円はちょっとお高め?と思いましたが、
お蕎麦が来る前の口とりに竹の子の煮物。
そして食後には茄子のおやきと、デザートの西瓜がついてきて
お腹が一杯になりました(^~^)
このおやき、夫は「今まで食べた中で一番美味しいおやきだった。」と満足していました。
テーブルに置いてあったノートを見ると、全国からお客さんが来ているよう。
女将さんにその事を聞いてみると、リンゴのオーナー制をとっている
安曇野果樹園の方の紹介で来るお客さんが多いのだとか。
果樹園の方がここにお蕎麦を食べにいらした時、
「こんなに美味しいお蕎麦を、どうして宣伝しないんだ。もっと宣伝しなくちゃいけない!」
と言われ、ご主人はそれからパソコンを習い始めたのだとか。
私達が見た手書きの看板もそれから出したのだそうです。
話し好きな女将さんで、話が弾み、お会計をして店の外に出た私達を追いかけてきて
西瓜の美味しい所があると、わざわざこのチラシを持ってきて教えて下さいました。
女将さんは食べることが好きで、西瓜をあちこち食べ歩いた末、
一番美味しいと思えるこの農園に辿り着いた由。
チラシの地図を見ながら早速、車で走ってみましたが、その時はよくわからず諦めたのでした。
先日のバイオリンの時にその話をしましたら、
Fさんが、毎年、西瓜を送っているのだけれど、ちょうど明日買いに行こうと思っていた
良い所を教えて頂いたとおっしゃって、早速買いに行かれたそうです。
わかりにくい道なので、やはり少し迷ったようですが、電話して辿り着かれ、
「とても良い方達だったし、西瓜も甘さが濃かった。」
Fさんのご主人が、「miyamaodamakiさんに、お礼を言いたい!」
とおっしゃって下さったとお礼のメールを頂き、お役に立てたことを嬉しく思ったのでした。
そして、私も遅ればせながら、夫と今日、その「唐沢農園」さんに行ってきました。
娘に頼まれていた贈答用のスイカと自宅用を買いに行ったのですが、
ちょうど今、出荷してしまった後だったとのことで、いつも並べてあるらしい場所は空でした。
夕方になれば、また取りに行くということでしたので、夕方また出直そうと思っていたところ、
急遽、ご主人達が畑に行って採って下さることになり、車で畑まで来て下さいとのこと。
自宅用のスイカは形の悪いものだけれど味は変わらないからと、サービスして下さいましたσ(^_^;)
たしかに底が平らではないので、座りは悪いですが、自宅用なので形は厭いません。
あちらは、畑まで足を運んでもらうのだからとおっしゃるのですが、恐縮してしまいました。
折角なのでご好意に甘えて、清算をして畑に行くと、
採りたての西瓜を磨き、ラベルを貼り箱に入れて下さいました。
皆さん、本当にFさんがおっしゃった通り、親切で気持ちの良い方々ばかり。
偶然とはいえ、お蕎麦屋さんに入ったことから
良い所を教えて頂けたことを感謝したのでした(*^.^*)
スイカに塩、かける?
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