さて、お夕食は、思いがけず部屋食でした。
日本酒の生酒を頼んだのですが、翌日の朝食時に、女将さんから謝罪の言葉が(^^;)
二女は予約する時、岩魚の骨酒付きのプランを頼んであったようのですが
随分前だったことと、忙しくて見直さなかったこともあって、
本人もすっかり忘れていたのです(^▽^;)
女将さんは「女性お二人だったこともあって、こちらも間違えてしまって。」
とおっしゃって恐縮されていましたが、女性が頼むのは稀なのかも(´∀`)
女性だって骨酒飲んで悪いことは無いですよね(o^-')b
ともあれ、食事の量は多すぎず、地元の食材を存分に使ったお料理が並びました。
南信らしいな、と思うのが手前の3種盛り。
向かって左から蜂の子。右は蕗の煮物。
信州人は貧しいから虫まで食べる、と揶揄されますが、山国では大切な蛋白源。
好き嫌いの多い私ですが、意外に蜂の子は好物で、食べられるんです(*^^*)
真ん中は鹿肉のステーキ。
ここの特産である山塩で揉み込んで焼いてあるとのこと。
肉類の苦手な私(x_x;)鹿かあ~と思いつつ、恐る恐る一口(・・;)
でも、獣臭さは微塵もなく、何とか食べられました。
ソースに、やはり村特産のブルーベリーが使われていて
それが、臭みを上手く消しているようでした。
近年、鹿が増えすぎて、山の貴重な植物に被害が出たり
人里に現れて、列車にぶつかったりすることもあり
鹿の駆除が行われるようになり、目に見えて鹿肉を使った所謂ジビエ料理や
加工されたお土産物が多くなったことに気付かされます。
以前、狩猟をやられている方に教えて頂いたのですが、
鹿肉は足が速く、撃ったその場で調理しないと、すぐ悪くなるので
活用するのも苦労が多いのだそうです。また鹿肉は温度が高く
雪の上に置くと、雪がジュッと音をたてて溶けるほどなのだとか。
鹿が増えたのは、天敵である狼が絶滅したためとも言われますが
森を切り開き、動物たちの住処を壊したために餌が少なくなり、
今まで住まなった場所に移動するようになったためとも考えられます。
いずれにしても人間の身勝手さが自然界のバランスを崩してしまったと言えるでしょう。
お造りは鯉のあらいと岩魚のたたき。
こちらは、岩魚の塩焼き。宿の前の渓流で獲れるそうです。
塩分の入った温泉水につけて焼くのだとか。
お客さんが自分で釣った魚を食べられるというプランもあるようで
そう言えば、二階に上がる途中の壁に、魚拓が沢山貼られていました。
鯉の煮つけは、故郷諏訪でも、特別な時に良く出される料理です。
久しぶりに頂きました。
泥臭いと言って嫌がる人もいますが、そんなことはなく
上手に調理されていて、美味しかったです。
他にも、蕎麦の揚げ団子。中にチーズが入っていて面白い味でした。
胡麻豆腐
地元ではイクチと言うそうですが、アミタケの酢の物。
ご飯と一緒に出て来た茶わん蒸し。
デザートはブルーベリーヨーグルト。
地産地消の食材をふんだんに使ったお料理、大変美味しく頂きました。
割りばしが出された場合、私は箸袋を結んで箸置きにするのですが
箸袋の裏に印刷されていた「鹿塩小唄」が目についたので
今回は、持って帰ってきてしまいました(o^-')b
そういえば、亡父は詩吟の大会などで全国各地に行くことが多かったのですが
旅館に泊まると、そこの箸袋を持ち帰っていたことを、ふっと今思い出しました。
昔ながらの宿に泊まったせいか、無意識のうちに父と同じようなことを
してしまったのかもしれないなと、ちょっと感傷に浸っています(・・。)ゞ











