ナナリーとゼロ(スザク) | ゴミ箱

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「ゼロ…いえ、ス……何でもありません。ただあなたに聞きたいのです、お兄様の望みは叶いましたか?」
車椅子の上で、折り鶴とルルーシュの写真を見ながらナナリーはゼロに問い掛けた。
「………叶っていないかもしれない、けど実は叶っているのかもしれない。」
「そうですか、ならこの結果は私がお兄様を信じていれば変わっていたのでしょうか。」
ぱっとゼロを見ても、表情の読み取れ無い仮面。
「……どうでしょう。」
「涙が止まらないんです、まだまだお兄様に伝えないといけない事があったのに、ひどい事ばかり言ってしまった。言いたいこと全然言えてない。伝えたいのに伝えられない。」
ぱたぱたと手元にある物へ雫が落ちる。
二つは水に濡れた。
「けど、一番伝えたかった事は届いてる。それで彼には伝わってるんじゃないか?」
「……よく分かってるんですね、お兄様のこと。お兄様は今も昔と変わらない優しいお兄様だったのに、私は信じる事が出来なかった。あの人は今、幸せでしょうか?」
硬い表情で写るルルーシュの顔、けれどそれは今、涙で視界が良くないせいで願望も入り、優しく不器用に笑っているように見えた。
「どうだろう。けど、彼の事だから、ナナリー様が幸せなら幸せなのではないでしょうか。」
「そうだといいです。」
大好きです、お兄様。