「シンクはアリエッタのこと嫌い?」
アリエッタはお気に入りのぬいぐるみを目から下に押し付け、シンクの様子を伺った。
「別に。」
シンクはそっけなくそう切り返す。
「よかった…です。」
何、それで満足なわけ?とシンクは言わなかった。
どうせいつもの確認なのだから一々気にしていたらきりが無い事を学習している。
「用が無いならもう行くよ、これから任務があるんだ。」
「あ…いってらっしゃい。」
ぬいぐるみを下ろしてアリエッタはシンクの背中に声をかけた。
シンクはそのまま行ってしまったけど、これもいつものことでアリエッタは気にしていなかった。
いつか返事が返って来たらいいな…とは思っているけれど。