イタリア アッズーリのブログ -4ページ目

イタリア アッズーリのブログ

S.S.Lazioを応援するブログでしたが、イタリア大好き
ブログに衣替え。
不定期に、続けられる範囲で更新します。

何?この私を悪く言う者が1人としていないだって!?

そんなことはないって、絶対に。むしろ、一体どれだけの選手が

色々とボロクソに言っているか(笑


もしも、君が言っていることが本当だとすれば、それは私がこれまで、

そして今も変わらずに、自らが現役だった頃を忘れていないから

ではないだろうか、と思う。つまり、私には選手たちがその時々で

何を考えているのか、何を監督に求めているのか、それを言葉に

する前に彼らの胸の内が分かるんだよ。


大切なことは、プロである選手たちの自主性を最大限に重んじる

ことだと思う。したがって、私は強制を強く否定するし、彼らに掛かる

ストレスを可能な限り取り除くことが監督に課せられた重要な仕事の

一つだと考えているんだよ。

私は選手達を心から信頼し、だからこそ彼らもまた私を厚く信頼して

くれる。確かに、一部で言われるように、この私が仮にもっと厳格な

監督であれば、より多くのタイトルを手にできていたのかもしれない。

でも、私はこれまでの自分が残してきた足跡に満足しているんだよ。


少しでも多くの選手が「あの監督と出会えて良かった」と言ってくれる

とすれば、それはどんな重要なタイトルをも遥かに超える価値を

持っているはずだからね(カルロ・アンチェロッティ)



選手としてサッキ監督のミランでプレーし、スクデット獲得。UEFAチャン

ピオンズカップの獲得にも貢献。輝かしい選手時代を過ごす。


現役引退後に、イタリア代表の助監督を経て監督業を開始。

パルマ、ユベントスを経てミランに戻り、UEFAチャンピオンズリーグを

2度制覇。イギリスに渡り、チェルシーでリーグ優勝、フランスPSGでも

リーグ優勝を達成。昨シーズンからは、モウリーニョの後を継ぎ、

レアル・マドリードを率いて、悲願のデシマ(10回目のCL制覇)を達成、

更に、国王杯と合わせた2冠も達成しました。

名選手・名監督を体現する55歳。


いずれの名門チームでも、一癖も二癖もある有名選手と良好な関係を

築き、そのチームに合わせた巧みな戦術を使い、必ず実績を残す。


その秘訣は、モウリーニョには無い、サッカー選手としての経験に

裏打ちされた「選手へのリスペクト」と「優れた人間性」にある。

戦術家としての印象は薄いし、物腰も穏やか。派手なパフォーマンス

や記者会見での演説は好まず、選手がミスを犯しても非難したり、

辱めることもしない。


イブラヒモビッチのカルロッティ評が興味深い。


「(モウリーニョの下でプレーした時には)、ターミネーターになった

 ような気がしたよ。彼が試合前にチームトークをすると、猫から

 ライオンに変わったような気持ちにさせてくれるんだ」

「アンチェロッティも古いタイプの監督だけど、彼は人間として素晴らし

 かった。アンチェロッティとのような関係を築けた監督は他にいない。

 彼はオレの監督であり、友人であり、ほとんど父親のような存在

 だった。しかも俺だけじゃなくて、選手全員とそういう関係を築いて

 いたんだ」


人間は感情を持つ動物、「戦術ありきではなく、まず選手ありき」

(適材適所)基本的な原理原則を再認識させてくれる、現役最高峰

のリーダーです。

こんな理解のあるリーダーであれば、プレッシャー無く最大限能力を

発揮できるのでしょう。


Ancelotti4

Ancelotti2

Ancelotti3

Ancelotti1