食べ物のエネルギーとATP(アデノシン三リン酸) | 〈奈良生駒〉体とこころの気血水を整えるメンタルヘルスコーチ・薬剤師/志垣壽哉

〈奈良生駒〉体とこころの気血水を整えるメンタルヘルスコーチ・薬剤師/志垣壽哉

薬剤師が東洋医学で考えるメンタル・フィジカルヒーリングで、体とこころの気血水を整える〈ヒーリングラボ・スペース〉

私たちは食べていますね!三大栄養素

・炭水化物
・脂質
・タンパク質

 

 

これらは

口に入り→胃を通り→小腸で吸収され→
その際の「代謝」によってエネルギーができます!→
 

そして、そのエネルギーで体は動きます!!!

では、「代謝」とは?
異化作用…大きい分子を小さい分子にバラバラにすること

同化作用…小さい分子を大きい分子にまとめること
この2つをまとめて「代謝」と呼びます。

わかりやすく
おにぎりを例にしましょう!
のりがエネルギーだと思って下さい。

バラバラのお米(小さな分子)をまとめておにぎり(大きな分子)にするにはのり(エネルギー)が必要ですね。
=同化作用

まとまったおにぎり(大きな分子)をバラバラのお米(小さな分子)にしたらのり(エネルギー)はいらないので出されます。
=異化作用

この異化作用で
出されたエネルギーを利用して、
私たちは動いているのです!!!!

そのエネルギー体を
「ATP」といいます。

【②ATPって、何?】

(ん?
「ATP」?難しいそうだな?)

大丈夫です!下の図をみてみましょう!

この図の細かいところは置いておいて、

「ATP」の正式名称は「アデノシン三リン酸」といいます。

(「ATP」のTはトリプルのこと。=リン酸(P)が3つある)

とにかく、
私たちは常にエネルギーが必要です!

異化したエネルギーは
使い切ったり使いきれなかったりします。

必要なときに使いやすいように、

いつでも使えるように
「ATP」にエネルギーを蓄えておくんですね!

そして必要なときに「ATP」は使われて、
「リン酸(P)」が1個切られて
✂️

「ADP」になります。
(「ADP」のDはダブルのこと。=リン酸(P)が2つ)

この切れた際に
結合に蓄えられていたエネルギーが
放出される、ということです!

このように、エネルギーは
「ATP」によりやりとりされているのです!!