僕のドロップ生活を助けてくれたのは、自分が書くブログだった。

日々の大変な転職活動を日記として綴る事で、パニックになりそうな自分の日々の生活を極めて冷静に見せてくれた。

転職完了後もその恩を返すかのように、つらいことばかりを書いて申し訳なかったとまるでお詫びでもするかのように、書いていたのはそのためかもしれない。

で、近況はというと、幸い僕は恵まれてる。ストレスの無い人間関係と作り上げていく面白さのある仕事。

やはり仕事は大変だが、面白さを感じるものだ。

しかしブログからは遠ざかっている。なぜだろうか?

あれから5キロも太ってしまったが故に、ひさしぶりに夜のウォーキングをしている今夜、そんなことを考えながら歩いている。

いろんな思い出は良くも悪くも薄まっていくものだ。

初めての彼女に3ヶ月で振られたときの落ち込み。お婆ちゃんの大往生。不妊治療が一瞬成功した直後に失敗たこと。

それぞれあんなに悲しんだのに、今は思い出しても泣けない。

多分それと同じことなんだろう。つらかった10ヶ月のドロップ生活、そこで感じた辛いことを辛いと言えない辛さや惨めさ。

体がそれを忘れたがっているんだろう。僕は今、体の意思を感じている。

そんなわけでブログは終わり。

と、いいたいとこだが、ブログは10ヶ月でものを書く難しさと楽しさを感じさせてくれた。これは財産だと思う。

書けば書くほど、もっとうまく書けるようになりたいと思う。

特に最近はそうだ、この前ネットで見た総理大臣賞を取った中学生の作文。作れば山のようにある原稿作成の仕事。

まだまだだ。もっと書かなければ。

と、考えながら、次はいつウォーキングするんだろう?いつブログ書くんだろう?とか適当におもっている。

土曜日。