いよいよ分娩室に。

ここからの記憶はかなり曖昧ですキョロキョロ


おそらく23時半くらいかな。

分娩室へ移動して小松さんに内診してもらうと、子宮口4㎝。
やっと少し進んだアセアセでもまだまだ。

小松さんに陣痛が来た時の呼吸法を教えてもらい、それを何度も何度も繰り返す。
旦那もおろおろしつつもしっかりサポートしてくれてました。
お茶やらウィダーインゼリーやら、うちわに汗拭き。


小松さんに言われるとおり、身体を横向きにしたり、四つん這いになってみたり、とにかく毎回痛みMAXのやつに全力で対応してる感じ。


何度か繰り返した後、
陣痛でいきんでるタイミングで、小松さんが私の膣に手を突っ込んでて、それがもうめちゃくちゃ激痛‼︎

「子宮が赤ちゃんと一緒に降りてきちゃってるから抑えるね、お母さんの今後のためだから!」みたいなこと言ってた…

のちに聞くと子宮脱っていうのになりそうだったらしいですガーン子宮が膣の方に出てくる症状があるらしい…。

けどそんなことその時のわたしは「ありがとう」なんて言ってる余裕もなく、

「痛い痛い痛いー‼︎‼︎やだーー‼︎あーー!痛いーーー‼︎」

ひたすらこれを繰り返してました笑い泣き
陣痛の合間、びっくりするくらい睡魔がやってきます。意識失うのは数秒だけど。
小松さん曰く、ホルモンの関係で眠くなるそう。体力温存のために寝てオッケー。
…数秒ですけどねニヤニヤ

気づいた頃には、若い女の先生が分娩室に入ってきていて小松さん以外に助産師さん2人。


子宮口は9㎝まできてるけど、ここからなかなか進まない。

お母さんの膣?骨盤?のサイズが、赤ちゃん通るのが難しそう。診察で3kgくらいって言われたんだよね?2,500gくらいだとスルッといけたかもねぇ。のような事も言われましたショボーン
やっぱり大きくなりすぎたのかな…とここでも少し凹む。


陣痛もたまに痛みMAXじゃないのも混ざっていたり、その時はいきんじゃダメらしく、難しい。


左側に旦那、右側に小松さん。
このポジションが1番安心できて、2人に手を握ってもらえるだけで心強かった。
ちょっとでもいない間に陣痛がくると、不安で不安で仕方なかったーガーン

いきむたびに先生が両手でお股に手を突っ込む。広げてるのか引っ張ってるのかわからないけど、激痛すぎて叫びまくるわたしガーン
先生、わたしより若いのに超クールでこの時はごめんなさい、鬼‼︎って思ってましたえーん

子宮口9㎝から進まない状況に、先生たちが何かを話してる光景。

ここで陣痛促進剤を使うことになりましたもやもや

ここまで順調だったけど、最後の最後で陣痛が弱くなってきていてそれが微弱陣痛に当たるみたい。…全然弱いなんてもんじゃないけど⁈

それとお母さんと赤ちゃんが疲れてきてるから、スムーズにお産を進めるために、有効な陣痛を起こします。ってことで、陣痛で瀕死な中、ふるふるな手で署名をし、点滴しましたえーん


点滴の間は旦那は外に出されていて、少しの間旦那不在。


促進剤がどこから効果を発揮したのかはわからないけど、しばらくした後、再び先生たちがバタバタし始めました。

赤ちゃんのコットが近くにきて、先生たちも着替えはじめて、わたし的には全く状況がわからないけど、もうすぐなの?もう出るの?って感じで。

分娩台の上のライトがわたしのお股にぐっと向けられ今思うとなんとも恥ずかしい状況デレデレ


そのタイミングで「旦那さん呼んでー!」と旦那再び登場。


もう少しなんだ!やっとゴールが見えた。


赤ちゃんもう出るからね、見ててね!
アゴを引いて!
目開けて!
口閉じて!

で、自分のお股の方を見たときのあの光景…

先生がクワみたいな器具でわたしのお股を広げていて…小松さんが手を突っ込んでて…
別の助産師さんがお腹を思いっきり押してる

赤ちゃんよりもこの光景が鮮明に焼き付いてます…滝汗


旦那きてから3回くらいいきんだかな?
その場にいるみなさんで呼吸を合わせてくれて、ついに‼︎

どぅるるんっ‼︎て表現でいいのか、

「ほぎゃーーんっ」と産声上げながら赤ちゃん出てきました‼︎

か細い声で泣く娘…おねがい


よかった…産めた…。

早朝4時32分でした。

娘の体重は2,863g。あれ3kgなかったよびっくり‼︎


ホッとしたのもつかの間で。

ここから更に地獄がゲロー

わたしの勉強不足で、産んだ後に色々処置があることをすっかり抜けていました。


小松さんが、再びお股に手を突っ込んでる‼︎
は⁈なにーーー⁈って思うまもなく蘇る激痛地獄…チーン

胎盤です。
自然にでてこなかったのか、手で掻き出すように引っ張りだしてくれました。
ここでもぎゃーぎゃー叫ぶ人笑い泣き
出てきた胎盤、すごいグロテスクですね…。立派なサイズだったようで600gあったみたい。


その次に…会陰切開したところの縫合処置へ。
クールな先生、表情1つ変えず処置を進めてくれましたチーン鬼っーーー‼︎‼︎
わたしはもー痛くて痛くて、仕方ないのもわかってるけど叫ばずにはいられないー。
でも、お股閉じたり腰を浮かすと先生に怒られるから…途中から、開脚に全力を注いで耐え抜きました…。

なかなか長い時間かかっていて、
どうやら、先生が切開したところ以外にもたくさん傷があったそう。
そして、そのせいかはわからないけど、出血量も1,000mlオーバーで出血多量に分類されるようでした。
ですが臨月で貧血の値が優秀と褒められたわたし、輸血も鉄剤点滴も必要なかったですキラキラ

が、量が量なので背中まで血まみれ…。着ていたパジャマもしっかり血で染まっていました。


そんなこんなで母子ともに無事に出産を終えることができました照れ
出産て、ほんとに壮絶ですね…。命がけって本当なんだなって。色んな出産があって、わたしは安産?寄り?なんだろうけど、それでももう人生最大の痛み&辛さ。二度と経験したくないーとその時は思ってました。
産後3日目にはまた経験してもいいかもってなりましたが笑

産後はズタボロ負傷兵。正にそんな感じ。


小松さんが、お母さんはみんな勇者だって言ってました。ほんとにそうだと思う。
わたしはヘタレ勇者だけどニヤニヤ


担当の助産師さんが小松さんでよかった。
わたしより年下だけど、めちゃめちゃ頼りになるしもうわたしと娘にとっては小松さんがヒーローですわキラキラキラキラ

そしてクールな女の先生。
「多分ね、先生の手助けがなかったら赤ちゃん出てくるの難しかった。」ってあとから小松さんから教えてもらって、あぁ鬼って一瞬でも思ってごめんなさい…ガーン
先生、翌日に部屋まで来てくれてその時はめちゃくちゃ笑顔で話してくれて、わたしもしっかりお礼も言えたのでよかったですおねがい
お産の時とギャップがすごい。プロですな。


そして、一番の想定外。
旦那に立ち会ってもらえてよかった。
全く期待してなかったせいか、結婚して初めて…ってくらい旦那に感謝の気持ちでいっぱいです。
1ミリも邪魔と思うことなく、なんなら旦那が横にいない時がすごく寂しかったショボーン
6時間近くずっと支えてくれてありがとうキラキラ


妊娠を望んでから、4年。
やっとやってきてくれた娘。

毎日言ってます。
産まれてきてくれてありがとうラブラブ



以上、
記憶がまばらなので読みづらい文章になってしまいましたが、ざっとこんな感じでした。


不妊治療からスタートしたアメブロもここで一区切りしようと思います。

凍結卵が2つ残ってるので、一年後にまたお迎えに行きたいと思っています。
この子の弟か妹になってくれるといいな。


ここまでお読みいただきありがとうございましたニコニコ