今月は彼の誕生日がある。

何をプレゼントしようかと悩んでいた時、たまたま彼が言った。

「この鞄壊れてるんだよねー」



鞄!そう、それはあのセカンドバッグのこと!



すかさず私は言った。

「じゃあ誕生日に鞄買ってあげるよ」

いつもの彼なら「いや、いい。」と返して来そうなところだけど、私の予想を裏切る返事が返って来た。



「えー、セカンドバッグー?」



その言い方は「セカンドバッグはやだ」と言うニュアンスを含んでた!私の思い込みではないと思う。たぶん…。

もう慣れてきたところだけど、これは脱セカバの大チャンス!

早速御用達の信頼できる鞄屋さんに相談しに行った。

鞄屋さんのおじさんと、あーでもないこーでもないと考えた末に選んだのはおじさん曰わく、東京の小さな店の、腕に間違いない鞄職人さんが手作りしたショルダーバッグ。

お洒落なデザインだけど、センスが悪い彼のファッションにも絶対合うはず。

さらに驚く程に長さの調節が自由自在だから、メタボ気味の彼がもしこの先さらにメタボになっても大丈夫と言う優れもの。

あとは彼が恥ずかしがらずに使ってくれるかどうかだけが心配だ…。

ちょっと奮発しちゃったし…。

がっかりされたらまたショックだなぁ。

正直緊張しております…。