春が来た。
彼は春服と秋服を持ってない。
一年をTシャツと冬用の上着だけでまかなっている。
今日は国宝犬山城に行って来た。
上着を着るには暑い感じの陽気。
彼は私の忠告を無視して上着を持たずに車を下りた。
城までの坂道を上がると暑くて汗が出た。
彼は勝ち誇ったように、
「やっぱこの格好で正解だった。」
とか言ってた。
でも、暑いのは日なただけで、城の中はめちゃ寒くて、
上着を手に持ってた人達はみんなそれを羽織りはじめた。
その中でただ一人Tシャツの彼。
たぶん寒くて早く日なたに出たいと思ったんだろう、展示物をゆっくり見ることもなく足早にどんどん先へと進んで行く。
私はもっとゆっくり見たかったのにな…。
手を繋ぎたかったけど、冷え症の私の手は氷のように冷たくなっていたから寒そうな彼のために遠慮してあげた。
彼の上着は春に着るには厚すぎるから、以前からずっと思ってたことを言ってみた。
「今度春に着れる上着買ってあげよっか?」
返って来た答えは予想通り
「要らない。」だった。
しかも即答で。
あーまた今年も夏が来るまで季節感のない服装の人と歩かないといけないのか、と思った。
でも4回目の春だし、もう慣れた。
…と思う。たぶん。
彼は春服と秋服を持ってない。
一年をTシャツと冬用の上着だけでまかなっている。
今日は国宝犬山城に行って来た。
上着を着るには暑い感じの陽気。
彼は私の忠告を無視して上着を持たずに車を下りた。
城までの坂道を上がると暑くて汗が出た。
彼は勝ち誇ったように、
「やっぱこの格好で正解だった。」
とか言ってた。
でも、暑いのは日なただけで、城の中はめちゃ寒くて、
上着を手に持ってた人達はみんなそれを羽織りはじめた。
その中でただ一人Tシャツの彼。
たぶん寒くて早く日なたに出たいと思ったんだろう、展示物をゆっくり見ることもなく足早にどんどん先へと進んで行く。
私はもっとゆっくり見たかったのにな…。
手を繋ぎたかったけど、冷え症の私の手は氷のように冷たくなっていたから寒そうな彼のために遠慮してあげた。
彼の上着は春に着るには厚すぎるから、以前からずっと思ってたことを言ってみた。
「今度春に着れる上着買ってあげよっか?」
返って来た答えは予想通り
「要らない。」だった。
しかも即答で。
あーまた今年も夏が来るまで季節感のない服装の人と歩かないといけないのか、と思った。
でも4回目の春だし、もう慣れた。
…と思う。たぶん。