家のベランダから見える大きな木に、数年前からカラスが巣を作っている。

 

去年は確実に1羽育って巣立っていった。

 

今年も生まれたときは数羽いたと思うけど、日が経つにつれ聞こえる雛鳥の声の数が減って、昨日ついに最後の1羽の声も聞こえなくなった。

 

大雨が降ったり強風が吹いたり、自然の中で子どもを産んで育てるというのは大変なんだろう。

 

生まれたてのカラスの子の声は本当にかわいくて、親鳥の鳴く声も優しい。

 

カラスの子の歌の中に、

 

♪かーわいい、かーわいいとカラスは鳴くの

 

という詞があるけど、本当にそんな感じ。

 

子どもを失ってしまったカラスはどうするんだろう。

 

来年また巣を作って卵を産むんだろうな。

 

たくましい生き物だなぁ。