男子テニスの世界ランキング19位、錦織圭(23)の今シーズンが幕を閉じた. 10月31日、マスターズ・パリ大会のシングルス3回戦で、10位のリシャール・ガスケ(仏)に3―6、2―6で敗れた. 優れた戦術眼を持つガスケに対しては、過去3戦全敗. 1セットしか奪ったことがない難敵だった. この日も、第1セットは第1サーブの精度の悪さが響き、第2セットもバックハンドが再三ネットにかかるなど粘りきれなかった. 今季は、5月にあこがれの存在のロジャー・フェデラー(スイス)を破るなど、世界ランキングが一時11位まで上昇. 目標とするトップ10入りが目前に迫ったが、夏以降は、連戦になると疲労の蓄積からくる腰痛に悩まされ、年初と同じ19位に逆戻りした. ともに22歳のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、イエジ・ヤノビッチ(ポーランド)ら年下の台頭、35歳のトミー・ハース(独)らベテランの復活と、世界10位台の変動が激しい中での「現状維持」. 今季は通算36勝19敗で、楽天ジャパンオープン初優勝など飛躍のシーズンと称賛された昨季の37勝18敗と、ほぼ変わらない安定感をみせた. サカつく7』の選手を無料で配布! 今日と