昨日夜中仕事をしていたらMちゃんから電話があった。
仕事をしていたので電話に気づかず着歴だけが残っていた。

「急ぎのご用時?」

とメールしたけれど返事無し。多分たいした用事はなかったのだろ
う。たいした用もないのに電話してくるのはMちゃんにしては珍しい。
でもなんか嬉しいよね。そういうの。
明日にでも電話してみるとしよう。


さて今日の日記。


ろあんの家はちょっとした山の中腹にある。

ろあんの家もそうだが、山の中腹は一軒家が主の住宅街になってい
る。しかし山の上の方は古い長屋が未だに数多くあり、長屋が出来
て以来数十年住む年寄りが主な住人だ。市は長屋を建て直して近代
的なアパートを作るような事をここ数年やっている。

この長屋の住人がとてつもなく曲者なのだ。今日はその話。


昨日ろあんは夜勤で寝ていた。やっと寝にかかったその時おばばの
ような声が玄関でした。

『ろあんさーん!!』

近所中響くような大音量である。一度に目が覚めてしまった。
なんなんだ…?と寝ぼけ眼で玄関へ出てみれば呼んでいたのは70か
80歳近い件の長屋のおばばだ。

「あんた、ちょっと外までいらしま!このサンダル…。」「はぁ…」

そとへ出てみれば、そこにはおかんが仕事履きにしていた白いサンダ
ルが犬小屋の横に置いてあった。おかんは最近その仕事を辞めたので
必要なくなり、燃えないゴミに出す予定でそこに置いた物らしい。

「これ、履いてみたんだけど私の足にピッタリねんわ。」

つまり欲しい…ということか。そんなことで俺を起こすんじゃない!

「いらんがなら、わたしにくだま。夏になったら履くわ」
(訳:いらないなら、わたしにください)

「そりゃあいいですけど…」

捨ててあるんだから持って行ったっていいよ。いいけど…わざわざ
くれとか言いに来るかな…。などど思いながら再び睡眠。

よく考えてみたらください。って言いに来るだけましなおばばだ。
上の方には泥棒すら住んでいるという話しもある。

泥棒っていっても、人の家から卵一個とかジャガイモ一個とか盗ん
でいくらしい。近所の者は誰の仕事か分かってはいるようだ。
警察呼べよ!とか思うんだけど…。

書いてて思い出したが泥棒といえば、中学生の時にろあんのおやじ
が何を思ったか木で出来た2人掛けのベンチを買ってきた。
家の前は長屋の年寄りが通るので年寄りに一休みしてもらおうと思
ったらしい。針金で柱に固定して持って行かれないようにしたはず
なのに、次の朝には盗まれてしまった。

ここの町内にはとにかく変わったのがいろいろ住んでいるのだ。
また機会があれば書こうと思う。


お父さん。あの夏のベンチはどこへいってしまったのでしょうね?