THE SHOW | 徒然草 -Version T.

THE SHOW

昨日は劇を見に行ってきました

The Shadow Box という名前の劇なんですが、僕は知らなかったのですが、アメリカでは昔からある息の長いショーみたいです。

内容はある3つの家庭の人々のお話で、それぞれの大切な人が重い病にかかってしまった時、死に逝く時に、それをどう受け止めるのかといった、かなりメッセージ性のある、終わった時に考え込んでしまう様なショーでした。

このショーですが、大学生や、院生の方々がやっているものなんです。皆さんショー向きといいますか、みんな背が高くすらーっとしていて、美男美女でした。

そんな中、二つ目の家庭のHIVにかかった男性を演じていたのは、俺のテコンドー仲間でした。普段は凄く寡黙であまり目立たない人なのに、ステージで見た彼は堂々としていて、おもしろいし、うまい。正直ギャップにびっくりしました。彼は今学期で大学を卒業するそうで、気合がかなり感じられました。そうやって普段とは全く違う雰囲気を出せるなんてやはりプロフェッショナルだなぁと思いました。

でも、とにかくマジで死にたくないなと思いました。それと同時にマジで死なれたくないなと思いました。
僕の祖父は僕が高校受験の合格発表日に亡くなりまして、その日は僕にとってあまりに「喜びとと悲しさ」の差が大きすぎて忘れられない一日になったんですが、幸運にも僕は彼の死に目に立ち会う事が出来たんです。僕が一人で病院に急いでついた時には、まさに生死の狭間の心臓マッサージ中だったので。

あの時以来の
「死にたくない、死なれたくないフィーリング」でした。

でも本当にとてもよい劇でした。クライマックスには周りから絶えず涙と鼻水をすする音が聞こえてました。それだけでなくただ悲しいだけの話にさせないようなコミカルな場面が色々なところに散りばめられていて、ちょっとホッと出来る所もたくさんあり、劇作家の心遣いも見れるいい作品だと思います