かなり久しぶりの投稿になります。
東洋経済のサイトでこんな記事を見つけました。

氷河期世代がこんなにも苦しまされている根因

>就職氷河期世代とはいったい何だったのか。いまなお、同世代1689万人(2018年)のうち約371万人が現在も正規就労できずに、フリーターやパートの人がいると言われる。推定で61万人いると言われる40~64歳の「中高年ひきこもり」も、この世代の割合が突出しているとされる。

今もなお、たくさんの人が非正規で働いている氷河期世代。
私は運よく今は正社員で働けている。
しかも職場環境、人間関係は悪くなく本当に運が良かったと思う。
本来は十分に働く能力や意思がある世代だった。
新卒で失敗し正社員になれないと、正社員で働くことが非常に難しくなる。
これは日本の雇用事情に大きく関連する。
新卒一括採用が主流となっており新卒で会社に就職できるか、またどんな会社に入るかで人生がほぼ確定してしまうからだ。
それも欧米などの先進国より労働者の解雇が自由に出来ないのが大きい。
景気が悪くなると解雇ではなく、採用に関して消極的にならざるを得ないのだ。
そして景気がよくなれば採用するのは新卒になる。

景気がよくなった今は新卒の内定率か過去最高レベルでよくなっている。
もはや会社を選ばなければ正社員になることは大学を出ていれば簡単といえるかも知れない。
私の会社も中途はそれなりの経験者しか受け付けておらず、メインは新卒。
新卒でも理系学生が中心の会社、なかなかいい大学の学生は来ないので、新卒は専門卒が主流。
ただ中途の学歴は国立や私立トップクラスがザラにいる。
私もそれなりにいい大学を出てこの会社に転職をしたのだが、周りは中途は高学歴、新卒は専門が多め。

新卒はゴールデンカードと呼ばれるが、本当に人生に一度しか使えない最強の切符だと言える。
中途採用は立派な学歴、職歴があっても厳しく見られる。
企業の規模や年収が上がるステップアップ転職は非常に難しく、転職はほとんどの人が年収が下がるのが一般的。
ただ私のように30歳くらいで年収で言えば300万を下回る会社に就職し、経験を積んだら次の会社では上がる。

>因果関係を立証はできないが、京都アニメーション放火殺人事件を起こしたのは41歳の男だった。最近の凶悪犯罪に、この世代の姿が目についていると感じている人もいるのではないか。世帯別の平均月収を5年前と比較すると、35~44歳の世帯の給与だけが低いというデータもある。「アラフォー・クライシス」とも言われるが、この世代の人々が抱える闇とは何か。彼らを救うために社会はどうすればいいのか。

記事に戻るが先日、放火殺人事件を起こした犯人も氷河期世代。氷河期世代はこれから凶悪事件を引き起こすとする論調がネットで見られた。
私が以前書いた記事でも、就職に恵まれなかった高学歴フリーターたちと数多く知り合ってきたが、まず私の知っている限りではそんな事件を起こす人は皆無だ。フリーターでも生きていけるし、世の中に不満はないよ、という姿勢ですごく大人な彼らだ。
ただ犠牲となった世代の多くがどういう生活を送っているか、非正規で働くことの大変さを政府がミクロで分析し始めたのはいいことだと思う。
長くなったので、その就職支援プログラムのことは次の投稿にしたい。