馬場直前情報(6月6日(金)正午現在の情報)

ダービーが終わって翌週、つまり今日から、来年のダービーに向けての戦いが始まります。
去年はこの開幕週のマイル戦で、東京ではイスラボニータ(皐月賞1着,ダービー2着)が、阪神ではレッドリヴェール(阪神JF1着,桜花賞2着)が新馬戦で勝っています。
今年も、この開幕週のマイル戦の新馬戦は注目です!
では、今週の馬場情報です。
東京競馬場の野芝の芝丈が、約10~12cmから約8~10cmに2cm短くなりました。
今週から阪神競馬場が開幕します。
阪神競馬場の洋芝の芝丈が、約14~18cmと長めです。◆東京競馬場
■天候:雨
■馬場状態:(芝)重(ダート)不良
■芝の状態:3コーナーから4コーナーの内柵沿いに若干傷みが見られますが、全体的に大きな傷みは無く、概ね良好な状態です。
■芝の草丈:(芝コース)野芝約8~10cm、洋芝約12~16cm(障害コース)野芝約8~10cm、洋芝約10~14cm
■使用コース:Cコース(Aコースから6m外に内柵を設置)
■気象状況:
5日(木)に21.5ミリ、6日(金)に26.5ミリの降水を観測。
■作業内容:
(1)芝コース
・3日(火)芝刈りを実施しました。
・3日(火)芝の生育管理のため散水を実施しました。
(2)ダートコース
・4日(水)~5日(木)クッション砂の砂厚を調整(9.0cm)しました。
(3)障害コース
・2日(月)芝の生育管理のため散水を実施しました。
・4日(水)芝刈りを実施しました。
◆阪神競馬場
■天候:曇
■馬場状態:(芝)良(ダート)良
■芝の状態:今開催は洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行します。第2回阪神競馬終了後、野芝の生育を促すために更新作業を実施しました。また、傷みの大きかった各スタート地点の芝張替を実施しました。芝の生育は概ね順調で全体的に良好な状態です。
■芝の草丈:(芝コース)野芝約6~8cm、洋芝約14~18cm(障害コース)野芝約10~12cm
■使用コース:Aコース(内柵を最内に設置)
■気象状況:
4日(水)に5.5ミリ、5日(木)に3.0ミリの降水を観測。
■作業内容:
(1)芝コース
・2日(月)芝刈りを実施しました。
(2)ダートコース
・2日(月)~3日(火)クッション砂の砂厚を調整(9.0cm)しました。
(3)障害コース
・2日(月)殺虫剤を散布しました。
・3日(火)芝刈りを実施しました。
■第3回阪神競馬の馬場概要(6月2日(月)現在):
芝コース
(1)使用コース
・前4日 Aコース 後4日 Bコース
(2)芝の状態
・今開催は洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行します。
・第2回阪神競馬終了後、野芝の生育を促すために更新作業を実施しました。また、傷みの大きかった各スタート地点の芝張替を実施しました。野芝の生育は概ね順調で全体的に良好な状態です。
・芝の生育管理のため、中間日に散水を実施します。
ダートコース
(1)ダートコースの状態
・第2回阪神競馬終了後、砂厚調整及び路盤点検・補修を実施しました。
・クッション砂の厚さは9.0cm(従来通り)で調整しています。
・乾燥が著しい場合は競走馬の安全のため散水を実施することがあります。
障害コース
(1)障害コースの状態
・野芝でレースを施行します。
・第2回阪神競馬終了後、更新作業を実施しました。また、傷みが大きかった1~2コーナー及び3コーナーの内側の一部・各障害飛越前後の芝張替を実施しました。野芝の生育は概ね順調で全体的に良好な状態です。
・芝の生育管理のため、中間日に散水を実施します。
以上、JRA馬場情報より