皆さまおはようございます
昨夜も仕事から帰って寝る前の20分程度を使って新作のロッドビルド作業を少しだけ
ガイドラッピング位置は先日の段階で概ね決まっていましたが、その後基準となるリールをセットし、ラインを通してフルベンド状態での巻き上げ、フリーフォール想定時の糸抜けに関してチェック。
結果、それぞれのロッドで1〜2箇所程気になるところがあったので、それぞれ数mmレベルで微修正。
ガイドリングの収束パターンはこれまで1ヶ月弱の時間を掛けて煮詰めてきたので、ホントの最終調整ですね
この差が最終的な仕上がりの差に直結しますし、毎回手が抜けない部分です
今回もスレッドはAスレッドからDスレッドまで場所に応じて使い分け。
これも結構大事なことで、感度の差にも繋がる部分
そしてバット部の塗装と飾り巻きも。
ここはこれからパールグレインを使用したARTIFEX共通デザインにする上で、黒の深みを出す工程。
ブランクスそのものがマットブラック塗装であっても、コーティングを重ねると誤魔化しが効かないですからね
ここがこうなる予定です
背景となるブランクス側をしっかり黒で塗装しておくのが仕上がりを良くするコツ
ここからいよいよコーティング、ネーム入れ工程を控えて作業も大詰めです。
この2本は今年活躍してくれるだろうなぁ〜
特にリザーバーで使いたいラインナップです
ほんと、ロッドビルドは奥が深いです。
勿論、実戦あってこそなので作るだけで満足してたらダメですし、上には上が居る世界。
もっと技術を高めて、今の自分を常に超えていかねば…
(既に数年前とは全く基準が変わってきたのは実感しますが、まだまだ…!!)
それでは
また最近、今年発売のロッドに関して色々質問をいただく機会が多いので近々に最新のスピニングロッド関係の記事も書く予定です。
自分でもロッドを作るからこそそうした市販のハイエンドモデルの良さ、凄みが分かる部分も大きいですし、どちらも大事な趣味の一部。
丁寧にご紹介させていただきたいですね