皆さまおはようございます
昨日は少しずつ作業を本格化している新作スピニングロッド製作が一気に進みました
組み上げに向けて複数パターンのグリップデザイン、リアグリップレングスの微調整を検討。
各パーツの下拵えを続けていましたが、日々考え抜いてようやくグリップ周りの仕様が決定
今回、メインブランクスはジャストエースさんのハイエンドスピニングブランクスのFSSシリーズ、681ULFを選択。
コレをそのまま組み上げても自分が欲しいテーパーデザイン、パワーレンジにならないので…
ゴリゴリっとカットしていきます
細いブランクスのカットはノコギリ目立て用のダイヤモンドヤスリが綺麗にカット出来てオススメ
今回は先端側400mmのソリッドティップ部を少しずつカットしていくことで番手表記の通りの
“UL”よりもほんの少しだけティップのスピード感、張り感を増した
UL+テイストに仕上げるイメージ。
少しずつ、mm単位で長さを決めてティップをカットしながら任意のテーパーに仕上げていき、かなり理想的なアクションになったと思います。
ガイドがここに乗ってくるので、それを見越した上での感触に仕立てる必要があります…が、この辺りは慣れですね笑
こちらも作業完了であとはトップガイド接着を待つのみです。
そして主題のグリップデザイン。
パッと見は全体的に黒基調でシンプルにしつつ、細かい部分でガンメタリックのパーツを挿し色で入れて色調変化を付ける、をコンセプトにしてみました。
組んでしまうと見えなくなるグリップ内部にも拘り。
感度増幅を意図してカーボンパイプと硬質ハイブリッドアーバーの削り出しパーツを組み合わせた構造にしています。
結構薄いので作業ミスしたら簡単に割れるリスクもあり…。
少々手間は掛かりましたが手元の響き方、軽さ共にかなり良い感じ…
今のところ順調過ぎるくらい順調。
それでは本日も頑張っていきましょう