皆さまおはようございます
昨日も少し仕事で遅くなりましたが、夜な夜なロッドビルドの作業を進めておりました
今回、グリップ周りでキモになるのはインナーパイプ。
市販の中でも最も高弾性かつ対捩れへの剛性確保の観点で信頼性の高いマタギさんの50tメッシュカーボンパイプを購入
こちらをグリップ内のインナーブランクスと接合し、メインブランクスとはワン&ハーフ構造で繋ぐ形になります。
まだまだシェイプ作業前ですが、リールシートは先日ご紹介の通り富士工業さんの技徳FBCS15サイズ(T2カラー)のリールシートを採用。
こちらにラバーコルク、グレーEVA、ブラックEVAをシームレスに繋いでシェイプさせ、エンドも丸型のラバーコルクをセットします。
最も拘ったのはリアグリップのレングス。
5〜6ozクラスのビッグベイトも快適に扱える様に引き手も適度に活用出来る長さを模索すべく、当初は34.5cmからスタート。
ここから5mm刻みでショート化させていき、キャストフォームをイメージしながら自分の身体の感覚に最もピタッとくる長さになるように慎重に微調整…
最終的に、31.5cmが最も先端側のブランクスのパワー感、引き手や距離感のコントロールでリアグリップを操作した時の力の入り易さのバランス等の観点で自分にとって感触が良かったです
実際問題、30cm位まで長くなると普通の7ft〜7.3ftクラスのロッドの場合は著しく操作性が落ちる(脇にエンドを挟んで巻くだけなら良いですが)感覚がありますが、今回のロッドは8ftクラスのXXH級パワーのロッドですし、寧ろこの位の長さで実用上のダイナミックバランスを整える事が出来ればベストかな、と。
(無駄に大きく長いリアグリップは単にドーンと投げる時だけは良くてもその後の操作を考えた時に邪魔でしかないですし、個人的に意味が無くデメリットが多いと常々思っているので…)
このリールと合わせて超遠投、パワーゲームを楽しめる時が今から楽しみ過ぎます…
4月にはガイドパーツも届くだろうし、少しずつ作業スピードをアップさせてハイシーズンに間に合わせたいところですね
さて、色々ある毎日ですが頑張っていきましょう