皆さまおはようございます
お伺いしたところ、発生状況的にはリールをハンドル側から落下させ、強く打ちつけてしまったとのこと…。
お陰でおおよその検討はつきました
この僅かな歪みが組み上げたら大きな違和感に。
このパーツに関する問題は先端部の削れだけじゃ無かったりします。
これも極めて僅かな歪みとベアリングのダメージ。
リールはかなり精密に出来ているので、僅かな「普通じゃない状態」が積み重なることで結果的に大きな違和感に繋がっていたんでしょうね…
交換が必須な最低限の必要なパーツを取り寄せ、再度組み上げていくのみ
ついでにオーバーホールも実施
今日は金曜日
ビシッと締めて気持ち良く週末を迎えたいですね
さて、昨夜は会社帰りに釣具屋さんに行き、こちらを入手…
釣り仲間のI.kotaroさんが琵琶湖の陸っぱりで愛用してきたリール、
16アンタレスDC HGレフト
のスペアパーツです
以前はこの状態でお預かりし、取り敢えず全部バラして各パーツのダメージ状況を確認。
外観で判る部分は良いのですが、内部のどの部分にダメージが蓄積しているかは開けて見ないと何とも…でしたので、まずは一個一個のパーツをチェック
まずはここ。
そしてここ。
（目視だと分からないです、多分…。）
で、最後はここでした。
しかしながら、これを組み上げたら最終的にこういうことに…。
原因が特定出来たらあとは怖いもの無し。
摺動部は最初は少し大袈裟にグリスを付け、馴染ませたら不要な分を拭き取ります
（写真は拭き取り前です。）
結果的に今回交換したパーツはこちら。
極力費用を抑えられたかな…と思います。
（ハンドルノブのベアリングも異様にゴロゴロしてたので、手持ちのスペアでオマケしときました。笑）
で、完成
クルクルとハンドルを回しても違和感ゼロの完全復活
驚くべきはあれほどの衝撃を受けても多少の歯面調整とクリーニングで違和感やノイズも無く巻き取れているギアの強度と精度…
流石シマノの誇るフラッグシップモデルだな…と驚かされました…。
ということで、今回も無事に任務完了。
本人に渡すのが楽しみですね
さぁ、それでは本日も良い一日を
そして良い週末を迎えましょう〜