整形外科 医院開業のポイント:整形外科 医院開業の特徴と注意点 | 医院開業ロードマップ

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病院の整形外科は、リハビリに関してはPTやOTをおいてリハビリテーションの施設基準を算定している所がほとんどですが、診療所のリハビリの場合はスペースや人員配置(人件費)の関係からリハビリテーションの施設基準を算定するか又は物理療法だけにするのかの選択が出て来ます。
施設基準を算定した場合、PTやOTの人件費は一般職員より高額になりますが、その分リハビリから得られる診療報酬も高くなります。
又、より専門性の高い整形外科とのイメージも付くのではないでしょうか。
一方、物理療法だけの整形外科医院の場合、診療単価は低くなりますが、患者数を多くこなせるのと人件費が抑えられるというメリットがあります。場合によっては、地域老人の憩いの場になる可能性もあります。
立地は、市中の整形外科の場合、どうしても高齢患者さんが多くなりますので、ビル診なら1階部分が理想で、施設基準を算定する場合のリハビリ室は、最低でも45㎡は必要となります。
介護保険を使った通所リハを並行して実施すれば、診療所の収益拡大にもなりますので、是非一度検討してみてはいかがでしょう。

又、徒歩での通院が困難な患者さんも多いので、近隣の駐車場の確保も必要です。