第2回 国道46号旧道 仙岩峠 鹿倉橋

森の切れ目から、橋の姿をはっきりと確認できます。


車を降りて、橋に近づきます。


振り返れば、木陰の樹木に覆われたガードレールと


向こうには、うっすら霧にかすむ旧道。


完成は昭和35年8月。


50年もの月日の経過を感じさせないその橋の名は、鹿倉橋。


鉄骨製の上路アーチ橋です。


やや身をせり出せば、両端のコンクリートの橋台も、
橋の骨格を十分に堪能することが出来ます。


遥か下方には渓流。


右手の山肌に、今まで辿ってきた旧道の、コンクリートで固められた法面が見えます。

もし視界が完全に雲に覆われていたら、きっぱり諦めたのですが。
雲の合間から垣間見える景色もまた魅力的です。