第26回 国道305号玉川トンネル旧道 玉川岩盤崩落事故 | RoadJapan 日本の道路、昭和の旧道を巡る旅

第26回 国道305号玉川トンネル旧道 玉川岩盤崩落事故

さて、ここから先の連載ですが
この先は玉川岩盤崩落事故の現場を含みます。

観る人によっては、ショッキングな内容になるかもしれません。
現場付近は片付けられておりショッキングな写真はありませんが
恐れを抱くかもしれない方、不快感をもたれるかもしれない方は
申し訳ありませんが、8月上旬に次の連載に切り替わるまで
(当ブログのTOPページの画像が変わるまで)閲覧をお見送り下さい。





平成元年、時代はホームビデオが家庭に普及し
テレビ番組では「面白ビデオ」「決定的瞬間」として、
視聴者の撮影したビデオが日本全国のお茶の間で楽しまれ始めた時代でした。

事故に巻き込まれたマイクロバスは
偶然後方を走っていた乗用車のホームビデオで、ずっと撮影されていました。

呼鳥門付近を走行する映像から、
事故の直後の慌しい映像まで。

RoadJapan 日本の道路、昭和の旧道を巡る旅-国道305号玉川トンネル旧道 玉川岩盤崩落事故
最終神殿への道は、土砂で埋もれております。

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十数メートル進むと、アスファルトの路面と、センターラインが姿を現します。

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路面には、水溜りができていますが

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引き続き、崩れた岩石が路面に流れ込んではいますが


RoadJapan 日本の道路、昭和の旧道を巡る旅-福井テレビより引用映像
偶然ビデオ撮影をしながら走行していた車が
直前で災害を目撃し、必死に車を後退させて避難した道路の姿は

RoadJapan 日本の道路、昭和の旧道を巡る旅-国道305号玉川トンネル旧道 玉川岩盤崩落事故
今もそのままです。





「玉川岩盤崩落事故」

平成元年、1989年7月16日15時30分頃、大規模な岩盤崩落が発生。
推定1,500トンもの落石により洞門が崩壊し、国道305号線を走行中のバスが崩壊した洞門の下敷きになり、
バスの運転者と乗客が犠牲になりました。