第28回 国道230号有珠山旧道 標識たちと廃道と

間もなく春を迎える有珠山麓、洞爺湖。
一般的な観光地のすぐ近くに、この廃道があります。

標識と見比べると、一つ一つの断層の大きさが
分かりやすいと思います。

極めて激しい断層、アスファルトの路面も火山灰に覆われた中で
数多く残る標識たちが、かつてここが国道であったという印象を明確に残します。

一箇所、道路らしい路面が残っていました。
登坂車線が終わりを示す、矢印の標示も
火山灰を掘り起こせば出てくるのかもしれません。

振り返ると

春の気配と

此処でしか見ることの出来ない、廃道の世界があります。