第16回 国道42号旧道 相賀隧道と橋梁 | RoadJapan 日本の道路、昭和の旧道を巡る旅

第16回 国道42号旧道 相賀隧道と橋梁

RoadJapan 日本の道路、昭和の旧道を巡る旅-国道42号旧道 相賀隧道
先ず、橋を眺めてみます。橋の土台は鉄製です。
良い質感の旧い橋なのですが、隧道完成当時の橋には見えません。
谷はかなり深めです。

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当時の橋が崩壊して作り直されたのか…
それとも、橋が出来る前は、谷の向こうを迂回していたのでしょうか…。

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では、橋を渡りましょう。

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橋の向こうには相賀隧道が口をあけています。
完成したのは大正5年です。

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この隧道、昔災害で一度坑口が崩壊しております。
修繕されたとき、数メートルほど、先端の部分が造り足されました。

ゆえにこちら側の坑口はコンクリート製で、隧道も「くの字」に曲がっています。

RoadJapan 日本の道路、昭和の旧道を巡る旅-明治隧道熊野街道
もしかしたら、隧道の坑口と一緒に橋も崩壊して、作り直されたのかもしれません。
ちゃんと現地で確認しておくべきでした…。
(訪問時、現地でゆっくり観察できないような出来事があったのですが…。次回以降で語ります。)