GAFAを疑え!web3.0時代の新常識 | 4年間の不倫生活とLOLLIPOPのこと

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家ではよき夫、パパとして毎日家族のお弁当作りに励んでます。
町内ではイクメンと呼ばれてますけど、実は4年前から不倫中!

仮想通貨の基盤であるブロックチェーン技術は、日本語に訳するなら「分散型台帳」となります。

 

この「台帳」とはお金のやり取りを記録するデータベースであり、

ユーザーみんなで台帳を持って管理することから「分散型」と呼ばれているわけです。

 

実際に、ブロックチェーンに刻まれる仮想通貨NFTの取引履歴はネットワークに参加するユーザーのコンピュータ(ノード)に共有され、更新があれば常に同期されています。

 

簡単に言えば、みんなで台帳のコピーを保有していて、

取引が追加されるたびに自動で台帳のコピーにも追加されていくという仕組みです。

 

みんなで管理するから、誰か一人、どこかの機関一つの裁量で取引を中断させたり、取引内容を変更または削除したりできません。

 

これがブロックチェーンの基本的なルールですね。

 

 

さて、俺たちがいつも使っているインターネットは、

長い間「※GAFA」と呼ばれる世界的大企業トップ4が主導権を握っていました。

(※Google、Apple、Facebook(現Meta)、Amazonのこと)

 

 

例えばGoogleのサイトで調べたいことのキーワードを入力し、

検索をかけると、世界中の情報からピックアップして教えてくれます。

 

ユーザーにとって便利な機能を、どうして無料で提供してくれるのか。

 

それは情報収集広告収入のためです。

 

 

俺は最近、Google検索で生ハムの原木について調べたんですが、

その日からずっと、俺がホームページやウェブサイトを見ると必ず生ハム原木の広告が表示され続けています。

 

どのホームページ、どのサイト、どのブログを見ても、

どこからでも生ハムの原木をお勧めされているんですよ?(笑)

 

 

Googleで検索したことによって、

「こいつは生ハムの原木を購入する可能性がある!」と認識されたわけです。

 

つまり、個人的な情報を提携企業間で共有されているということ。

 

これを利用して、あらゆる広告に反映し、

俺がそれに釣られて生ハムの原木を買ってしまったら、

 

広告を出している生ハム販売会社、

そして広告費を受け取っているGoogleはWin-Winというわけ。

 

 

これがWeb2.0の世界、GAFAが支配するインターネット世界です。

 

 

話をブロックチェーンに戻しまして、

なぜ分散型のシステムで仮想通貨の取引を管理しようとしたのかというと、

 

Web2.0時代の反省から、自分の資産を自分で守れるようにしたいという考えが生まれたからです。

 

GAFAが個人の資産を狙っているというわけではないけど、

データが一企業に集められてしまうのは、個人情報保護の観点から見ておかしいのではないかと指摘されるようになりました。

 

 

例えば銀行にお金を預ける場合、

免許証やマイナンバーカードを提出して口座を開設し、

どこから入金されて誰に送金したか、

いくら動かしたかという情報が銀行のデータベースに記録されます。

 

銀行員がちょっとデータをいじってお金を引き出したり、

個人情報を盗み出して外部の業者に売ったりすることもできるわけです。

 

そしてすべての取引履歴が集約されるデータベースがハッキングされれば、その銀行に預けていた顧客の資金を丸ごと盗まれてしまう可能性もあるでしょう。

 

 

システムダウンによって、データベースが無効化されてATMからお金を引き出すこともできなくなった事例もたくさん起こっています。

 

 

どこかの機関に多くのデータが集約されるのは危険なことであり、どれほど高性能なセキュリティをもってしても全てのリスクに対応することはできないのです。

 

そこで、ブロックチェーンという技術が注目されるようになりました。

 

ブロックチェーンによる分散管理では、

どれか一つのデータベースが攻撃されても、

コピーを持つ他のノードによって管理が継続されるため問題はありません。

 

取引履歴を改ざんしようとしても、

別のコピーとの整合性が取れなくなるため、

誰にも知られずに処理を完了することができなくなるのです。

 

 

開発者の詳細はいまだ不明で、

サトシ・ナカモト」と名乗る人物によって提唱されたということしか分かっていません。

 

おそらく、GAFAが世界の個人情報を掌握し、一か所に大量のデータが集約されているWeb2.0時代に疑問を持った人または組織がブロックチェーンを考案したのではないでしょうか。

 

 

いま世界はweb3.0という新しい時代を迎えようとしています。

 

まだ銀行が多くの顧客資金を保管し、

GAFAが世界中の人々の個人情報を握っていますが、

 

ブロックチェーンによって管理される仮想通貨やNFTの台頭によって、金融・経済・物流・教育・医療などの社会的な仕組みが大きく変わる革命はすぐそこまで迫っているでしょう。

 

 

日本では「危険」「ハイリスク」「詐欺」というネガティブなワードが飛び交っていますが、

 

欧米アジア中東でもすでにブロックチェーンが当たり前になりはじめています。

 

 

俺たちができることは、まずは正しい情報を集めること。

 

そして、新しい常識に臆することなく、チャレンジし続けることだと思います。

 

 

やっぱりGAFAのサービスは便利で魅力的だけど、

常に個人情報が吸い取られているという事実だけは頭に入れておかねばなりません。