こんばんは! そうちゃんです。



PioneerのペダリングモニターユーザーでGARMINのデバイスを使用している人はかなり多いと思います。


皆さんおそらく1度はGARMINでベクトル表示したい!と思ったことがあるはずです。


そんなPioneerのペダリングモニターを使用している方々に朗報です。



GARMINでPioneer製ペダリングモニターの機能が使用可能になりました。




新型デュラエースのパワーメーター FC-R9200-P にペダリングモニター機能が追加されたこともあり、シマノがGARMINでの表示ができるようデータフィールドのアプリを先月リリースしました。


今回はそのアプリを使用することで、92-p同様にPioneer製ペダリングモニターでもGARMINでペダリングモニター機能が利用ができると判明したので、その方法を紹介しようと思います。



GARMINユーザーなら入れてあるとは思いますがConnect IQのアプリをまず使います。



Connect IQを開いたらGARMINデバイスとスマホを接続してください。



その後Connect IQで「Shimano Force Vector」と検索してください。



検索結果画面で「Shimano Force Vector」をダウンロードしてください。




その後デバイスと同期をすることでベクトル表示をするデータ項目のインストールは完了です。



次にGARMINデバイスでの設定です。


私が使用しているEdge830での設定方法になりますが、設定からアクティビティプロフィール、表示したいライドタイプを選択、トレーニングページ、新規追加、トレーニング、1番下のConnect IQ、Shimano Force Vector の順にタップをし、データ項目の追加をします。

(SHIMANOホームページより)


デバイスでの設定はこれで終わりです。


デバイスでセンサーのペアリング設定を行う必要等はありません。





次にペダリングモニター側の設定です。


最終モデルのSGY-PM930H以外の場合は設定にPioneer製のサイクルコンピューターが必要になります。


通常のガーミンでの使用ではデュアルパワーモードを選択していると思いますが、これをペダリングモニターモードに変更します。


SGY-PM930Hの場合はPioneerのスマホアプリCyclo-Sphereで変更が可能です。





それ以外のモデルを使用している方はPioneerのサイクルコンピューターでペダリングモニターに変更してください。




これで全ての設定が完了です。



Force Vector Viewerのデータフィールドを開いてから記録をスタートすることで、ペダリングモニターデータの記録が可能になります。


表示させる前に記録をスタートさせてしまうと、ペダリングモニターのデータが記録されないためご注意ください。


シマノがリリースしたアプリケーションを使用することで、ペダリングモニターの表示、記録が可能になりましたが、アプリに通信を依存しているため、現在 Force Vector Viewer以外のデータフィールドではベクトル及びパワー、ケイデンスを見ることができません。


また、この方法でペダリングモニターを使用してデータを保存してもそのままではログにパワーデータが載りませんので、1度connectから Shimano Connect Lab にデータを転送してパワーデータを解析する必要があります。


しかし、最終モデル SGY-PM930Hの場合はペダリングモニターモードでもBT接続をすることで通常通りパワーデータの表示、記録が可能との事です。


私が先程試したところ左右どちらか一方しか接続することができなかったため、左右バランス等は見ることができないと思われます。

(現在バイクをバラしていて詳しい検証ができていないため、検証でき次第更新します。)



今後、GARMINデバイスのアップデートや、新製品で完全対応する可能性もありますので、今後に期待したいです。




とりあえず急いで書いたため、情報も少ないですが、少しずつ更新して修正していきたいと思います。