益田ミリさんの本

第28回 手塚治虫文化賞 短編賞

すごい。じんわりくる。。よかったです。

最近、
アニメとかラノベとか新しい作品ににふれる機会が
増えているのだけど
エンタメの世界って本当の奥が深くて素晴らしいな。

ちょうどコロナ禍が終わりそうかという頃に、
書かれた作品で

その頃の日常を、

主人公の漫画家志望の(ツユクサナツコ)の
視点と、
ナツコが書いた漫画の世界と、
並行して描かれるのだけど、

益田ミリさんいつものほっこりした感じかと思っていたら
時事的ないろいろうまくいかないこともある人生の中で

まわりの人や家族とのかかわりが
なにげなくて。
人生ってこういう感じでつながっているな、とほっとする。

おすすめです!

閑話休題:
ツユクサってどんな花かすっかり忘れていた。
子供の頃は、なじみのある花でした。
懐かしい。


<出版社URLの内容紹介>
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マスク生活2度目の春を過ごす、32歳・漫画家志望のナツコ。
社会の不平等にモヤモヤし、誰かの何気ない一言で考えをめぐらせ、
ナツコは「いま」を漫画に描く。
描くことで、世界と、誰かと、自分と向き合えるから。
“わかり合える”って、どうしてこんなに嬉しいんだろう――。
自分の「好き」を大切に生きる、「あなた」に贈る物語。
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<新潮社の作品URL>
https://www.shinchosha.co.jp/book/351982/
試し読みもできます。