地球外ブリトニー・スピアーズファン | 宇宙ステーションガイド 大島佳世子

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スペースシャトルの打上げを見に行く!これは私の長年の夢。シャトルの引退もせまり、そのチャンスは残りわずか。そんな時に、打上げ見学できますよ~というNASAからの招待状が届き...本当に打上げを生で見られるのか?その過程を綴ります。

今年こそは、ネットサーフィンをしてダラダラ無駄な時間を過ごすのはやめよるぞ!と新春に誓ったはずなのに、、、なかなか昔からの習慣から抜け切れず、パソコンを眺めていると、、、ちょっと面白い宇宙ネタを発見してしました。これだから、ネットサーフィンをやめられない。

アメリカのゴシップ誌「People」からの抜粋です。

Britney Spears and Mars Rover Curiosity Share Tweets


この記事を要約すると、私達の世代(だいたい20代から30代にかけてでしょうか?)のアイドル、ブリトニー・スピアーズと、地球から遥か彼方にいる火星探査機「キュリオシティー」がtwiiter でコミュニケーションを取り合ったとのこと。

最初、ブリトニー・スピアーズ(以下、ブリ *当時、私達の周りでは、そう呼んでいたのでお許しを )が、TweetでNASAが運営する「キュリオシティー」のアカウント宛てに

"So @MarsCuriosity... does Mars look the same as it did in 2000?
(@MarsCuriosity そちらの火星は、2000年頃と変わりない?)"

というメッセージを送ったところ、

"@britneyspears Hey Brit Brit. Mars is still looking good,Maybe someday an astronaut will bring me a gift, too. Drill bits crossed ;)"
(@britneyspears  ハイ!ブリトニー. 火星は相変わらずだよ、いつか宇宙飛行士がプレゼントを持って来てくれるのを期待しているよ(笑))

というやり取りを交わしたそうな。

このゴシップ、私的には、面白いな~と思った点が2点ありまして、

その1、なんで、いきなりブリは火星探査機に、あんなメッセ―ジを送ったのか?

当時2000年にヒットしていたブリの「Oops! … I Did It Again」という曲、(敢えて訳すると、「ありゃりゃ、、、また、やっちまったよ」という、とんでもなくダサいタイトルになる曲)のミュージックビデオは、火星探査をしている宇宙飛行士が宇宙人?のブリを発見するというストーリー仕立てのものなのです。

実物は、こちら↓



だから、上記のようなメッセージになったんですね。久しぶりにブリのビデオを見たら、キャピキャピしていた自分の学生時代が懐かしくなってしまいました。もう14年も前ですよ。。。。

その2、「キュリオシティー」の返事の最後にある「Drill bits crossed」とは?ちょっと意味が分かりにくくないですか?

*Drill bitとは、ドリルの先端にある、回転する動作によって、物に円柱の形の穴を開ける工具です。

ドリルの先端部分をクロスさせた(crossed)」というのは、、、、最初、この文を読んだときには、私の頭では「??? それで何?」ってなってしまいました。



でも、キュリオシティーにしてみれば、Drill bitが指のようなものなので、Drill bitを重ねて十字架のような形を作って、「幸運を祈る、成功を祈る、神頼みする」といった意味合いで、ここでは表現したんですね、たぶん。大御所アイドルに向けた、渾身のアメリカンジョークというか、火星ジョークだったわけです。

なんてことない、ゴシップネタのご紹介でした。

ではでは。