「瑠璃色の星」を読んで | 宇宙ステーションガイド 大島佳世子

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スペースシャトルの打上げを見に行く!これは私の長年の夢。シャトルの引退もせまり、そのチャンスは残りわずか。そんな時に、打上げ見学できますよ~というNASAからの招待状が届き...本当に打上げを生で見られるのか?その過程を綴ります。

最近発売になった、山崎直子さんの最新本↓を読みました。

瑠璃色の星/山崎 直子

¥1,260
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この本を読み進めていくと、、、最近、忙しさにかまけて忘れていた、このブログを始めた理由を思い出させてくれました。

今から約4ヶ月前。NASAの特等席でのスペースシャトルの見学のチャンスをもらい、6km先にあるスペースシャトルを見守っていた4月5日午前6時(現地アメリカ時間)。

あのとき、私は打上げを直前にして、漠然とした不安な気持ちと、それよりもずっと大きく私の気持ちのなかを占めていた「山崎さんが、本当に、本当に、これから宇宙に行くんだ~!」という興奮が入り交じっていた気持ちを思い出しました。

そして、人間の力で重力に逆らって地球から飛び出すんだという宇宙開発のすごさを目の当たりにしたあの感動も。

この宇宙開発の持つすごさ、可能性をもっと伝えたいという思いがあったのにな。。。

それが私の活動の主軸だったのに。。。。

この思いを忘れながら、毎日を過ごしていたから、最近の私は、妙な焦りような、もやもやした気持ちが続いていたのかもしれません。

こんな風に、この本を読んで感じる人は少ないだろうけど(笑)、山崎さんの打上げをTVやパソコンを通じて、わくわくしながら見られていた方なら、きっとこの本を読まれると、私と同じように、あの打上げ時の気持ちがタイムトリップしてくるでしょう。


そして、この本の後半は、「人はなぜ宇宙をめざすのか?」「地球を見るとなぜ感動するのか?」という、現代人が宇宙開発を考える時に一度は考え、しかし、はっきり答えることができない難問について、山崎さんの仮説が書かれています。

この仮説が、山崎さんが宇宙で詠んだ「瑠璃色の 地球も花も 宇宙の子」という句に繋がっているのですが、ぜひ、本で山崎さんの仮説を読んでみて下さい。

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山崎直子さん新刊発売記念パネル展

「瑠璃色の星 - 宇宙から伝える心のメッセージ」(世界文化社)の発売を記念して、リブロ松戸店にてパネル展が行われています。展示は、8月末まで。


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