宇宙からのtwitter | 宇宙ステーションガイド 大島佳世子

宇宙ステーションガイド 大島佳世子

スペースシャトルの打上げを見に行く!これは私の長年の夢。シャトルの引退もせまり、そのチャンスは残りわずか。そんな時に、打上げ見学できますよ~というNASAからの招待状が届き...本当に打上げを生で見られるのか?その過程を綴ります。

これまでも、何度かこのブログでも紹介してきた宇宙飛行士のtwitter。野口さんのつぶやきをフォローしている人だったら、気づいていたかもしれませんが、これまで野口さんのつぶやきには、ちょっと時間差がありました。

宇宙からの「メリークリスマス」も、2日ほど遅れて地上の私達に届いたり。。。。(これには、ちょっとびっくり。)

どうしてなのか???実は、宇宙ステーションにはこれまでネットが繋がっていなかったのです。もちろん、これまで無線で地上とのテレビ交信などは行っていましたが、個人利用のネットがなかったのです。

そのため、これまでのつぶやきは、まず宇宙飛行士が地上の管制センターにメッセージを送り、それを地上のスタッフがTwitterに代わりに書き込んで、皆さんのもとに届いていました。いやはや、ご苦労なことです。

野口さんが、私みたいにtwitterにハマっていたら、きっと地上のスタッフの仕事を増やしていたことでしょう。

しかし、この度やっと、宇宙ステーションから直接インターネットにアクセスできるようになり、宇宙飛行士も安心してプライベートでネットが使えるようになりました。

ちなみに、、、、ジョニーデップが宇宙飛行士の夫役で出演している映画「ノイズ」では、美しい妻役のシャーリーズ・セロンに宇宙から電話を掛けているシーンがあります。

ジョニーが電話で普段と変わらない仲のいい夫婦の会話といった感じで、ちょっとエッチな問いかけを妻に投げかけるのですが、実は、電話もジョンソン宇宙センターの管制室を通して掛かっていたので、会話が管制官達に筒抜けで。。。という、ちょっと意地悪な会話をするシーンです。

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少し前までは、宇宙飛行士の地上とのコミュニケーションは取りにくいものでしたが、これからは、こんなプライベートな会話も、気軽にskypeで交信ができるようになります。

宇宙飛行士の若田光一さんのお母さん曰く、宇宙からの電話は「非通知・圏外」と表示されるそうです。そりゃ、圏外ですよね。