最近、私もスカウト活動に出歩けないので、
youtubeやインスタ等で、小さい子達の
トレーニング動画を見ることが多いんですが、
一言で感想を言うと、「ジンガが多い」ということ。
数日前にも書いたんですが、本当に多い。
確かにジンガステップの動画なんかを見ると、
球をこねる技術としては上手い!と思うんですが、
試合で使う頻度がどこまであるのかと言うと、
個人的な結論というか、感想を言うと、
学年が上がれば上がるほど、ないと思います。
たっくんのyoutubeを見てもらえれば、
(もうあえて貼りませんが)2年生ぐらいの頃までは、
うちもジンガに取り組んでいたので、結構残ってるんですよ。
1・2年生の頃までは、ジンガステップが使えれば、
まだ相手もそんなに強くないし、やってると抜けて、
ゴール決めれちゃうんですよね。
だから、親も子も、「上手い」と勘違いしやすい。
でもね、学年が上がると気付くんですよ。
「あれ、なんか昔より抜けないな」って。
ジンガとか、どっかのサッカースクールがやってる
ボールマスタリーなんてものをやり過ぎてると、
試合中に全く前進できなくなるんですよね。
足元でこねる悪癖がついてしまうことと、
結局、ジンガの本質を理解しないままにジンガなんて
ものをやっちゃうと、身体にブレーキが掛かるクセが
ついちゃうんですよね。(これはハッキリとした事実です)
試合中にジンガを使う場面って、
「相手DFに囲まれてた時」だと思うんですが、
そもそも学年が上がって、そんな状況に陥ってる時点で
三流だと私は思うんですよね。
もちろん、足元の技術をつけさせるために、
ジンガの功罪を理解した上で、やることには
悪くないと思いますが、ジンガが出来る人が上手いと思って、
それだけやってると、チームにとってはご迷惑な選手に
なりかねないと思います。
少なくとも私が見てきたジュニア年代の高いレベルの
試合やトレセンで、ジンガステップを踏んでるような
選手は見たことはありませんし、そういう選手は、
学年が上がるごとに、ほぼ主戦場からは消えて
いったと思います。
少なくとも、それに長い時間練習を掛けるのであれば、
もっともっと他のことに時間を掛けるべきかなと思います。
小さい年代での派手な活躍や、”ばえる”ことを目指すのなら
話しは違いますが・・・
では、どんな練習をしていくべきなんでしょうか。
つづく・・・