「コーヒーとミルク」を見守って頂きました皆さま、ありがとうございました
救われる最後とは書きながらも、途中苦しい情景描写もありましたので、少し心配もしています。
この「私にはこの顔を撫でてくれる手がない」のユンホさんは、本当に繊細です。
いつも、「はっ・・・今度もこんなに苦しんでいる・・・」と、ドキドキしながら書き起こしています。
大きな決断を経て愛する人のところに来られたからといって、すべてが幸せ色に塗りつぶされるわけでもなく。
崩れたもの、失ったものを含めて、二人で一から、もしかするとゼロから築き上げなければならない。
その様子が今回の「コーヒーとミルク」です。
毎日を強く前進できていない自分に失望を深めるユンホさん。
彼は、チャンミンさんを幸せにするためにも、自分が強くあらねばと足掻きます。
しかし、チャンミンさんが愛するユンホさんは、すべてをひっくるめたありのままのユンホさんです。
「俺、だいじょぶだよ、チャンミン」と言いつつ苦悩を深めるユンホさんでもあり
夜寝付けなくてため息をつくユンホさんでもあり
何かをしなければと焦るユンホさんでもある・・・。
けれど、焦りと戸惑いの中にいるユンホさんには、そのチャンミンさんの気持ちはなかなかに通じず・・・。
そんな今回の話でした。
とりあえず、お医者様が個性的ながらいい方でよかったなと。
愛しあう二人だけれど、二人だけですべてを解決するのは難しい。
そんなときに、ほかの人との触れ合いでちょっとしたきっかけを得られた。
そんなところでしょうか。
このベルリンの二人。
悩みは深いですが、いいのです。
半歩ずつ進んでくれればそれでいいのです。
甘ったるいミルクコーヒーを、ユンホさんがチャンミンさんの隣で飲んでくれればいいのです。
「おいしいおいしい」と飲んでくれること。
それが幸せにつながっていくと思っています
みち
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