![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240117/23/road-bike-diary/50/21/p/o2171159915390693120.png?caw=800)
<前置き>
近年勢力を上げてきているのが中国メーカー、長年OEM生産 などで大手企業を支えてきた技術を活かし自社ブランドを立ち上げるというパターンは最近ではよく聞く話だと思います。(elvesやヨーレオ等)今回は中国で2015年に立ち上がったMageneが本気で作っ たホイールをインプレッションします。まず「Magene」と聞くとパワーメーター
↓こんなヤツ
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240117/23/road-bike-diary/9e/50/j/o1220086915390693660.jpg?caw=800)
<スペック>EXAR Ultra は 40/45mmと50/58の2種 類のリムハイトから選べます。40/45mmの重量は1290g 50/58mmの重量は1375g リム内幅23mm外幅30mm スポーク高弾カ+800カーボンスポーク スポークの組み方 21H/21H DT互換ハブ(DT特許期限切れ)ベアリング セラミック クリンチャー/チューブレス ブレーキタイプ ディスクブレーキのみ。UCI取得済![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240117/23/road-bike-diary/9f/2c/j/o1220223215390694319.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240117/23/road-bike-diary/9f/2c/j/o1220223215390694319.jpg?caw=800)
この、EXAR Ultra シリーズは、軽く、速く、高いエアロ性能、高い快適性、高剛性を持つ究極のホイールを目指し開発したそうです。さて前置きが長くなりましたが本題のインプレションをしていきます。
<インプレッション>
この先を読む前にインプレッションとは個人の感想であり実際に読者が同じように感じるとは限りません。あくまでも参考程度にお読み下さい。
<使用条件>
PROPEL AVD PRO 24年モデル
フレームサイズXS
ホイールexar ultra db508
タイヤ CORSA next 28c クリンチャー
チューブ exar TPUチューブ/マビックチューブ
<ライダー>
身長166cm
体重58kg
脚質 パンチャー
月500〜1500km走るホビーライダー
12月ホイールはAliExpressで購入し17日で日本に届きました。箱は多少潰れており不安でしたがしっかりと梱包されており、とてもホイールは綺麗でした。
タイヤも問題なく嵌り、特に言うことはありません。皆様が一番気になるのは走行についてだと思います。率直に乗った瞬間は、軽い、硬いと直ぐに感じました。
その後およそ300km様々な場所を走りました。まず、「加速性能」は、ホイールが軽くとても好印象でした。グッグッと踏むとリアのホイールから押されるような感覚があり良くあるリムとの高いと起こるモッサリ感覚はありませんでした。これは高弾力カーボンスポークが貢献していると考えられます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240117/23/road-bike-diary/86/79/j/o2448326415390696873.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240118/00/road-bike-diary/92/71/j/o1168116815390697573.jpg?caw=800)
↓非常に平たく薄いスポークは、ホイールの軽量化
にも貢献しています。
↑高強度ライド100km AVG 34km/h
しかし、ホイールが軽すぎる為軽量チューブを嵌めて走りましたが高速域では伸びる感覚が無くヒルクライム向きだと感じました。
↓同じくmageneの、TPUチューブ
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240118/00/road-bike-diary/98/9c/j/o0480064015390701422.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240118/00/road-bike-diary/e9/e8/j/o1109147915390701621.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240118/00/road-bike-diary/95/5e/p/o0320020115390700096.png?caw=800)
EXAR Ultra でもワイドリムの効果をしっかりと体感出来ました。ここまで読んだ方はEXAR Ultra の良さを感じるかもしれませんが「登坂性能」について少し残念に思いました。F50mm/R58mmの為どうしても重心が後になりヒルクライムではモッサリとする感覚がありました。しかしこれはEXAR Ultraだけに言えることではなくリムハイトの高いホイールではよくある話です。もし、登坂性能を求めるならば、リムハイトの低いF45mm/R45mmのEXAR Ultraを買うべきです。これは、平坦を重視するか登坂性能を重視するかでDB405かDB508を選ぶことが出来る為個々の求めるものによって変わるかと思います。どちらのリムハイトを選んでもサイクリストにとって最高の体験が出来ることは間違いないです。
<購入の仕方>
mageneは日本ではグロータックが代理店となっていますが、グロータックは別にリムを販売している為mageneのホイールは取り扱いがありません。しかし@pandapodium.official や@aliexpress で購入することが可能です。為替によって多少変動はしますが17万円〜20万で購入することが可能です。忘れてはいけないのが輸入する為、税を受け取る際に払わなければなりません。およそ一万円前後だと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。