在宅医を決める

お家で最期まで看取るためには、
往診してくださる在宅医の先生がいないと出来ません。
最初はいつも、義父が通ってた近くの
先生にお願いしようと思っていました。
でも、今から、呼吸困難や痛みが出てきた時に、やっぱり緩和ケアの専門の先生に診てもらっていた方がいいと思いました。
それで、2年前まで一緒の緩和ケアチームで働いていて、開業された先生にお願いしたら、心よく引き受けてくださいました。

カープの大ファンの先生は
マーティ先生としておきます。

何でも相談できるし、しょっちゅう、メールや携帯でやり取りして、対処していただきました。
往診は週一回の予定だったのに、
検査結果で貧血がひどいから、消化管出血を疑って、日曜日に来てくださったり、
呼吸困難がひどくなったって、メールしたら、お休みなのに、夜にすぐに飛んで来てくださいました。

「検査結果よりもお義父さんの過ごしやすいように、しましょう。」
とお薬をいろいろ工夫したり、
呼吸困難がひどくなって、私が不安になっていたら、
「大丈夫、お家で過ごすのが一番だよ。なんとかなるよ。」って、
言ってくださいました。

「いつでも、些細なことでも、真夜中でも、電話してしてください。」
って、メールをくださった時は
ぽろぽろ泣いてました。
マーティ先生がいてくださると思うと安心して、お義父さんを看ることができました。

日曜日に来てくださった時、先生もジーンズで、茶の間でみんなで、まったりしてたら、先生が
「これが在宅のいいところですよね。
写真撮らせてください。」って、みんなで、笑顔で写真を撮りました。
先生が帰られる時、お礼を言うと、
「僕こそ、いい時間をご一緒できて、幸せです。」って、言われた。

お義父さんも、私も、家族みんなが先生に診ていただけて、幸せです。

マーティ先生、本当にありがとうございます。
とっても、とっても、感謝しています。




iPhoneからの投稿