去年の目標は、『1年間で52冊の本を読む』だったはず。
けど、多分52冊は読んでいないと思われる…うん。
最初だけだったな、読んだ本の表紙を写メしてミクシにUPしてたの。
借りた本を写メるの忘れて、心が折れてやめた気がする、確か。
大体からして、ミクシ自体が開店休業状態に陥ってる。
だって、もう飽きた、なんか空気読めないコメント多いし。
というわけで、今年こそは、出来るだけ多くの本をここにUPしたい。
誰のために?自分のために、だって、ハードで買った本をまた文庫で買ったら困るし。
(石田衣良の“灰色のピーターパン”でそれをやってしまって、すごく後悔、読んだけど。)
というわけで、去年の末から今年頭にかけて読んだ本をUPする。
そして、そのほとんど…というか全部が井坂幸太郎なんだ。
◆井坂幸太郎 「魔王」
これは、面白かった。
是非オススメしたい1冊。
ガンガン読める感じが好き。
この本の中にある政治家が出てくるんだけど、
こんな政治家がいたら、あたしはきっと飲まれるな。
長編の小説が苦手じゃないならオススメ。
オススメすぎて、ソッコーで先輩に貸したんだけど、
先輩も2日で完読したそう…うん、これは面白かった。
◆井坂幸太郎 「死神の精度」
金城武の主演で映画にもなったやつ。
映画になるくらいだから、面白いのかなって。
独特の言い回しとかは、井坂幸太郎だなって感じだけど、
他の人が書いてもよさそうな、ありきたりな内容だったなぁと。
一応、短編集みたいな感じになってるから読みやすい。
完全な短編ではなくて、全部の話がちょっとずつ絡んでるけど。
長編が苦手な人にはいいかもしれない。
あと、電車の中でチョット読んだりするのにも。
◆井坂幸太郎 「モダンタイムス」
「魔王」の続編的な感じ。
登場人物とかは全く違うけど。
「魔王」を貸した先輩がプレゼントしてくれました。
ハードカバーで結構ボリューミーな長編なので、読書好きな人にオススメ。
まだ前半しか読んでないけど、面白い。
まず帯の「検索から監視が始まる」にヤラれた。
「魔王」が面白かった人なら絶対に読みたくなると思う。
今の段階で、まだ謎が山積みなんだけど、
これから、この問題がどうなってくかが楽しみ。
ただ1つだけ、欠点を挙げるとしたらハードでボリュームあるから、
どんなに続きが気になっても通勤カバンに入れられない、重すぎる。
とりあえず、これが読み終わるまでは、きっと自宅警備員に徹する。
そして、この記事が更新し終わったら、また続きを読むんだ、いししし。
そんな感じで、まだ3冊目だから、目標の52冊にはほど遠い。
けど、まぁ焦ることなく、マイペースに読みたい本を読みます。
今年も楽しい作品に出会えますように。


