アオくんが療育に通い始めたころは言葉もたくさん出てないし、意思の疎通も簡単にはできませんでした。
だからなかなか受けることができなかった発達検査。
保育園で同年代の子とたくさん関わることができるからか、3歳のアオくんはどんどん言葉を吸収し、どんどん話せるようになりました。
保育園で何して遊んだの?
言葉が通じたとき、そして、〇〇したよって教えてくれた時、涙が出そうになるくらいうれしかったことを覚えています
そんなアオくんを見て、療育サイドより、そろそろ発達検査を受けないかと打診がありました。
ずっと受けてみたいと思っていたので、ぜひ!と検査を依頼しました。
令和6年1月 新版K式発達検査
●姿勢・運動 98
●認知・適応 70
●言語・社会 67
●全DQ 72
という結果でした。
この数字、簡単に説明すると、同年代の定型発達のお子さんを100とした時の数値だそうで。
つまり、アオ君は運動面は定型発達のお子さんとほぼ同じ発達、遅れていない。
だけど、言葉や社会性の部分は7割の発達、3割遅れているよ、ということみたいです。
(私の解釈です。間違っていたらごめんなさい)
この検査結果の説明を受けたのは夫で、夫の説明では全然わからなくて
さらに、
もし必要なら大きい病院受診してリハビリ受けることもできるよ、って言われた…
とか言われた記憶があります。
大きい病院?なんのために?そこ受診して何になるの?
とにかく何もかも全然わからなくて。
幸いにも、私の職場は特別支援学校。
病院にも検査にも詳しい先生に結果を見ていただき、実際、我が子はどういう立ち位置なのか、また、受診した方がいいのか相談しました。
うーん。この数値は、いわゆるグレーだね。グレーゾーン。
そういわれたことを今でもはっきり覚えてる。
小さいころから何かあるんじゃないかってずっと思ってて。
けど、少し遅いだけで、大丈夫なんじゃないかとも思ってて。
この検査で心配しすぎだったなー、良かった!ってならないかなーと少し期待していて。
けど、現実を突きつけられ、やっぱりそうだったんだなーって。
リハビリを受けることができるなら絶対受けた方がいい。
親にもアドバイスしてくれるからすごく勉強になる。
良いお医者さんがいるから受診を勧める。
今後、数値がどんどん伸びることだっておおいにあるから、大丈夫。
そんな言葉をいただき、できることはしようと思って受診を決意。
この頃の私は、ショックという気持ちもあったかな、と思う。
分かってはいたけど、現実味を帯びるとちょっとびびるというか。
今の私の考えとしては、もちろん定型発達と言われる子と同じようになってほしいとも思うけど、それよりも、
この子の苦手な分野や困り感を早く見つけることで、理解することで、どのようにしたら困らないか、解決策や方法を考えることができる。
そうやって、少しでもこの子の今後に生かしていけたら。
っていう思いの方が強いです。
アオくんが1番居心地のいいと感じる場所で、アオくんらしくいられる場所で輝いてほしい。
それが私の願い。
このあと、療育の相談担当とも話をしたけど、
数値をみると、低いね。
今後の就学はどう考えてますか?
って言われれ、かなり不信感をいだいた。
低いってなに?どこが?どの辺が?
数値の説明もせず、ただ低いって言われたら不安になりませんか?
そして、
まだ年中なのに就学?なにが言いたいの?は?
って気持ちで。
検査結果でたばかりで、病院受診もしていないのにフォローもなくそんな話をされてびっくり。
この人にちゃんとした知識があるのかな?って思ったし、この人は頼れないなって思ってしまいました。
きっとこの不信感は拭えないんだろうな。
そんな発達検査結果でした