そもそも日本へいったい何をしに来たのか等との反応が当然に大勢を占めたのが、昨夜に一報が公とされたリア・ディゾンの妊娠宣言。仕事を休養し復帰するとの言ですが、子持ち(既婚)のアイドルは難しいので、日本語も満足に話せない彼女には活動の足場を日本国内に維持する構想は、もはや厳しいのではないか?

アメリカ生まれの日系3世モデルとして`80年代前期に人気を博した「ジョジ・後藤(ごとう)」を、私は思い出しました。

「ジョジ・後藤」は、キリンレモン第7代イメージ・ガールに選出され、健康的な愛くるしい笑顔のTV-CMは本邦で結構ブレイクを致しました。その後の活躍が期待された観は、今般のリア・ディゾン以上であったですが、ジョジはハワイへ休養の為に一時帰国後、突然に引退(と申しますか、フェイド・アウェー)、未だ十代の若さであったはずながら、フェイド・アウェーするのは老兵の専売(特許?)じゃない慣わしのようです。ジョジのお相手はカメラマンで、出来ちゃった婚でありましたが、リアはスタイリストが相手と報道されます。アメリカの感覚では、結婚とか出産は禁忌ではないのでしょう、ショウ・ビジネス界に於いて仕事する女性の立場の弁(わきま)えに及ぶ考え方なのですが・・。

「黒船が“子持ちししゃも”になって帰って行く・・」とか、ネット上のコメントを見れば、今日び素人さんの一言が実に上手です!!但し、これは予測が出来ない椿事でした。妊娠4ヶ月、ならば来春の出産予定です。日本国内で産めば、子供は2重国籍と認められるのかな?相手男性(スタイリスト氏)は日本人で20代後半の人物とか。

都内でひっそり挙式を済ませたのは、かつての横綱「曙」の挙式を思い出します。相撲界との決別を既に秘めていたのか、現役横綱の結婚とは信じられない程に、人知れずに終えたような印象が、事後の新聞報道からは感じられたものでした。その後の流転人生は、言わずもがなです。

昨年は大晦日、NHK紅白歌合戦に紅組の同じ枠で初出場を果たした3組の女性()のその後、リアは評価されずCM以外の仕事が増える事由は無かった。AKB48は、紅白に出ようが余り関係なかった様子(一応の箔がついたものの)、そして大ブレイクは“しょこたん”。アキバとかオタクは彼女をさほど好きではないらしいが、彼女のホームは中野(ブロードウェイ)です。

今年は秋葉原で多くの死傷者が実際に出ましたが、AKB48のメンバーは全員が無傷、日本それ自体がアウェーのリア一人が、最後は話題を持って行ったと考えるべきなのか、でも今後は話題とて続かないし、仕事の前途も見えません。

子持ちモデルと為って、新たに女性ファッション誌とかで使ってもらえるのだろうか?話さずに済む仕事となれば、任せられる範囲が極めて狭いのが実情と考慮しますが、さて、どうでしょう・・・?