現役高校生専門の大学進学塾に勤務する私ですが、一人の高校生(塾生)の進路を決めてしまうかも知れない質問を受けることもまま或る次第で、

「地歴の選択科目ですが、日本史を選ぶのと世界史と、どちらが良いですか?」

これ等は、右か左かの選択肢を取捨して欲しいと言われるようなものですが、この問いへの名回答は表題のとおり、特性と得手不得手でお考えなさいと為ります。

「憶えるのが好きなら日本史、考えるのが好きなら世界史・・」

先ずはこれに尽きるのだろうかと思うのです。

趣味の分野に下れば、いまさらですが貴兄は映画お好きですか?特撮ものとか、観ますか?

「物(モノ)が好きなら特撮!」

これまた、セオリーと思います。架空の“物体(物品)”が登場しない特撮モノとかは定義上あり得ないわけで、人間が登場するから「ドラマ」、物(モノ)が出て来るから“特撮”と、この辺りの分け隔ては明確です。

と、昨今は“人間ドラマ”づいております私です。ライブとは人間そのものであり、先ず“物ありき”では成立しません。解決する話か否かは、「スザンヌに相談(?)したら・・?」と為ります。

今朝は、峰岸徹さんがガンで亡くなったとの報で(享年65歳)、岡田有希子が自殺した際に騒がれし事由を思い出しましたし、TVドラマ『高校教師』の第一シリーズでは、片や主人公の立場たる女子高生「繭(まゆ)」の、その父親役の彫刻家を演じました。近親相姦ドラマとか騒がれました内容でしたが、最後にアトリエが火災に遭う展開でありました。

人間ドラマでは火事とかが日常の幸福、また生活の全てを奪い去り、特撮の世界では火災からドラマ(物語)が始まったり致しますね。何とか怪獣の大暴れには、背景の火災とか似合うのです。例えば月見草が似合ふ“特撮”とか、未だかつて未見で、聞いたこととてございません。

本日まで、靖国神社のお芝居か、グリソム上映会(小田急沿線)なら「メカゴジラ」です。

世界史か日本史か、選択の段ですが、どちらも美女が出て参るので、その点では私ゃ両方とも好きで、何だか無難な定位置でありますとの由にて・・・。