もう金曜日か~はやいな~
って毎週言っている気がします。
昨日は甘いものを作りたい気持ちになり
クレープとカスタードクリームを作りました。
…男の人ってカスタードクリーム好きですよね。私も好きだけど
失敗っぽいケーキになったらとりあえずカスタードソースかけて出す
今回はちょっと高いけどバニラビーンズを買うぞということで近所のスーパーへ!
ルーマニアもスーパーが色々ありますが、大体もとは外資のスーパー。
有名どころは
・MEGA IMAGE メガイマージュ(ベルギー系)
・Carrefour カルフール(フランス系)
・Kaufland カウフランド(ドイツ系)
・Lidle リドル(ドイツ系)
などなど
今回は
「明日世界が終わってもなくならないルーマニアの3トップ」
の一つ、MEGA IMAGE(通称メガ)に行ってきました。
※「明日世界が~」のくだりは彼が言っているジョークです
でも大体のルーマニア人が笑って納得してるから、あながち間違いではない模様
メガはルーマニアの会社で、スーパーやコンビニを持つチェーンですが
2000年にベルギーのデルヘイズグループに買収されたよう。
調べるとまったく同じロゴで名前違いのDELHAIZEが出てきます。
メガの何がすごいって、その店舗数。
スーパーのメガと、コンビニ系小規模店舗のメガ Shop&Goを入れると
自宅から徒歩圏内で6店舗くらいある…
私が最初に道を覚えられなかったのは、メガにも原因が。
「あそこのメガを曲がって~」とか言われても、「どのメガ?」ってなってた
今回はそんなに買い物しませんでしたが
ライオンみたいなのがメガのロゴです
卵とバターとバニラビーンズ
ルーマニアの決まりで、卵は
・サイズ
・生育環境("Cod"で表記。放し飼いか、完全ケージ飼いかなど)
などで値段付けがされます。
10個入りで10レイくらいなので、約¥330
バター、色々試した結果このSolomonescuが手頃でおいしい!
生クリームを振り続けてできたバターそのまま!って感じの味
前にマフィンを作ったときは~
ブラウンシュガーと小麦粉、バターとブルーベリー
この時はプレジデントバター買ってたのか
プレジデントバターはフランスの庶民派バターで、フランス国内シェア1位らしい
もっと味わって食べればよかった!
茶色い砂糖をなるべく使うようにしていますが、
私が今のところ発見したものは全部粒子が荒くて、向かないお菓子もありますねぇ~
ザラメ糖より小さいですが、四角くてつぶつぶしています。
小麦粉の分類はタンパク質(グルテン)の含有率でナンバー分けされていて、こんな感じです↓
・000…7-9% 日本でいう薄力粉(ケーキや軽めのお菓子)
・650…12-14% 強力粉(パンやブリオッシュ系の甘いパン)
・550…9⁻12% 中力粉 こちらではあまり見かけないかも?
おばあちゃんのイラストのこの小麦粉は親切で、
裏面に「これを作りたいならこの商品がおすすめよ」と書いてあります。
ルーマニア伝統のスイートブレッド、コゾナックには専用の小麦粉も!
(紫ハートです)
こんな感じで、趣味を通して色々知れておもしろいです
小麦粉の分類については彼も知らないと思う!(知ってたらごめん、いやたぶん知らない)
スーパーの話からお菓子作りの話になりましたが、
何回も行くスーパーができると店員の人を覚えたりして。
よく行くメガには、私たちが「ドンタッチ」と陰で呼んでいるおじさん警備員がいます。
ドンタッチの由来は、私が初めて一人でメガに行ったときにセルフレジがエラーになった時から。
エラーになった理由は、量りの機能がある部分に私の足がぶつかっていたからなんですね。
その時にそのおじさんが来て"Don't touch.(触っちゃダメ)"とだけ言ってエラーを解除してくれました。
優しいフレンドリーな言い方ではなかったので「ひ~ごめん~」と思いながら帰宅。
彼に話すと「おじいさん世代の英語は限られてるから(そこまで流暢ではないから)ねぇ」と。
次一人で行った時もやり方がよく分からなくてエラーになり
「使ったことないのか~?」と言いながら解除してくれて(この時も特に優しい言い方ではない)
そこから私は「いつかドンタッチと仲良くなるんだ…!」と思い、こっそり想いを寄せていました。
「今日はドンタッチいないね~」とか話しながら
そしてついにこの間
旅行帰りに寄った際、店を出るときに勇気を出して
"La revedere."(「ではまた」みたいな意。今度紹介します)
と言ってみたら、にっこり笑って "La revedere! Seara buna!"と言ってくれました!
やっぱり優しかったドンタッチ~!感涙
こんな感じで日々を楽しんでおります。笑
スーパーって、その土地の特徴がよく出るので旅先でも必ず立ち寄りますが
慣れない外国だとスーパーですら結構ハードル高いなと、住んでみると分かりますね。
・値段がよく分からない
・野菜が量り売りだとその量りの使い方も分からない
・セルフレジ、英語対応にしてもよく分からない
・セルフレジでもたもたして後ろに並んでる人を気にしてしまいパニック
・入ったけど何も買わずに出ようとしたら出るのにレシートのバーコードが必要だった
などなど
今みたいにカードを使わなかった海外旅行では、お金がパッと財布から出せず
よく分からないから全部大きい紙幣で払って硬貨だけパンパンにたまったり…なつかし~ノスタルジ~
なので、滞在初期に困っていた私を助けてくれたドンタッチには恩義があるのです。
彼はただ仕事しただけで「またこいつか…」とか思ってるでしょうけども。わはは
最後はルーマニアでよく見る光景
スーパーの前でつながれて買い物が終わるのを待つわんちゃん
どの子も不安そうにしょんぼり顔で待っててキューン