今日はUnion Dayという祝日のためお休みです。
朝は最近のお気に入りのパン屋さん
Pain Plaisir に行き、朝食用のクロワッサンを購入。
クロワッサン 9レイ
nutellaみたいなチョコクリーム入りは14レイ
安くはないですが、おいしいのでたまのご褒美に
今日はUnion Day = ルーマニア公国統一の日 ですが、
1859年にワラキア公国とモルダヴィア公国が合併した記念日。
どちらもオスマン帝国の支配下にありましたが、
クリミア戦争をきっかけに強い自治権を獲得し、連合公国となったそう。
現在の形のルーマニアになった建国記念日は12月1日。
165年前の今日に成立したルーマニア公国に、
現在のトランシルヴァニア地方などが統合され、ルーマニアとなった日です。
※知ってたかのように書いてますが私もまったく知らず、今調べながら書いてます。
いくつか美術館や博物館に行き、歴史年表などを見ましたが
ルーマニアの歴史=戦争の歴史
ってくらい、侵略されてはまた侵略され…の歴史です。
ローマ帝国、ハンガリー王国、ポーランド王国、オスマン帝国、ロシア帝国
などの周辺国の脅威にさらされながら出来上がったルーマニア。感涙
その後の長い共産主義時代を乗り越えてきたので
町中には「勝ち取って守ったルーマニア」と思わせる
モニュメントやストリートアートも多々あります。
共産主義時代(ルーマニア社会主義共和国時代)は
現在の国旗の真ん中に国章がありました。
それをくりぬいた=共産主義時代は終わりだ の絵です。
ここで多くの若者が自由のために闘ったんだと思うとグッときますね。
ルーマニアというと、地理的なイメージかロシア系?と思われることが多いですが
実はラテン民族で、言語もフランス語やイタリア語に近いラテン語族です。
なのでルーマニア語話者はラテン語系の習得が早いそう。
ヨーロッパで話される言語の多くはこういう類似性があるのでうらやましい…
"Yes" の語が "Da"でウクライナやロシアで話されるスラブ語族と同じなので
そこだけを聞いて「ロシア人?」と聞かれる経験も多々あるようです。(彼談)
掘り下げてしまうと、「民族とは?」の話になりますが
侵略の歴史や地理的な要件により
今でも地域や世代によっては
ドイツ語、ハンガリー語、ロシア語が第二言語として混在する国ルーマニア。
言語好き・比較文化系好きにはたまらんです
私の勝手なラテン系のイメージは、「おしゃべり好き」
コーヒーとかワインでずっと話せる社交性があるイメージです。
今日も家の改修の職人ボーイズが来ておしゃべり中。
彼が「(職人の)ヨヌツはおしゃべりが好きみたいだよ」
と言ってましたが、私は私の彼以上によくしゃべる人に会ったことがありません。自覚はあるそう
私はドライなコミュニケーションより、立ち話したりするのが好きなので
フレンドリーなムードのルーマニアが合っているな~と感じます
これも長く住んだら変わるかもしれませんが
「みんな話なげー!」みたいな、今もたまに思う。笑
ルーマニア語が話せるようになったらきっともっと…(以下省略)
今日はタイル交換と、壁の修理の最終段階!
明日には終わるらしいですが、結果やいかに~~
今はトゥピーと留守番中
(職人さんたちがいるので、交代で誰かが在宅しないといけない)
終わったらみんなでお昼を食べて、私は出かけるぞ~