9月に入ってから

急にちょっと涼しくなって。


舞台と言う異世界にいた私が

まだ日常に戻った気がしないのはこの気候のせいかしら?


なんて思ったりして。


でも涼しくてとても過ごしやすいですね。



舞台って。


前にもどこかで書いたかもしれないですけど。


私ってホントなんの勉強もしてないのね。


15年ぶりっていっても、

その前だってお芝居に関しては全く無知状態。


今の劇団に縁あって入って、

そこで初めていろんなイロハを知った次第で


基本のキの字もわからなかったわけです。


で、結婚して演劇から疎遠になって

もう舞台にたつことはないなぁ…

って思うこともないくらいかけ離れた生活をしてましたんで。


劇団に復帰する時も

ちょうど読み聞かせを始めた頃だったんで

「朗読」ならやりたいなぁっていうことでまたはじめたんですけどね。


まさか、また。


色とりどりに輝くあの板の上に立つ日が来るなんて

とても考えられなかった。


以前と変わらず、お芝居に関しては全く無知状態ですので、

来ていただいた方には

お見苦しい姿をお見せしたかと思います。


ダメだしもいっぱいされたしね。


自分でもあーやっちゃったってところたくさんあったし。


でも、自分なりにいろいろ本を読んだりして

発声方法とか呼吸法とか

表現の仕方とか、


こっそりワークショップに行ってみたりとかして。


溺れかけちゃもがいてもがいて

なんとか浮き上がってまた溺れて浮き上がって


なんとは這い上がってここまで来たつもりです。


でも、やっぱり


高校時代演劇部で熱い青春を過ごしていたり


きちんと専門学校行って勉強してきたメンバーには


ぜんっぜんかなわないよねー


んまぁ当たり前だけどね。


でも、こうやって終わってしまって。

ちょっと時間がたって振り返ってみると


ホントに楽しかったなぁって思います。


家族に迷惑かけながら通った稽古。


楽しいスタッフさんとの出会いやコミュニケーション。


舞台の仕込み。


本番直前の舞台袖での緊張感。


そして、見に来ていただいたお客さまの大きな拍手。


いい経験をさせていただきました。


正直後悔はけっこうあるけど。


次につなげていけたらいいなと思います。


舞台公演楽しかったけど。


やっぱり私は読み聞かせや朗読で

子供たちの笑顔を見るのが一番幸せかなぁと思ったりして。


演劇はまたもうちょっと勉強してから

ちゃんとやりたいなぁと思います。


池袋演劇祭は始まったばかりで

まだまだ続いているので

他の劇団さんのお芝居も観に行って見ようかなぁ。


さ。


次は六年生の読み聞かせ。


あと、卒対のレジメつくり。


いつまでも休んでられないので


そろそろ動き出さないとなー