2023年後半にRaptor Lake Refreshが発売予定
新たなリーク情報によると、Intelは2023年に現在最新のRaptor Lake-Sの後継となる
Raptor Lake-S Refreshを発売する予定だ。
このプロセッサシリーズはMeteor Lake-Sの発売が開発の遅れによって2024年に延期されたことを受け、大幅な改良はないもののクロック周波数をRaptor Lake-Sに比べて100~200MHzほど高めて発売するとされている。
また、世代としては前シリーズと同じく第13世代として発売されCPUソケットも同じLGA1700が使用されるとみられているが、ラインナップや価格などについては不明な点が多いため今後の情報に注目である。
Core i9 13900KSがまもなく発売予定
IntelはCore i9 13900KSを2023年1月に発売予定であり、このCPUはCore i9 13900Kと比較して最高クロックが5.8GHzから6.0GHzに引き上げられているほか、Pコアのベースクロックも3.0GHzから3.2GHzへ引き上げられているためPBP(Processer Base Power)は125Wから150Wへ上限値が変更されている。
このCPUはRaptor Lake Refreshではなく、Raptor Lakeとして発売されるようだ。
また、表中にはアンロックモデルでないメインストリーム向けのCPU、Core i7 13700とCore i9 13900についても記されており、それぞれ前世代のAlder Lakeと比べEコアのコア数が倍増されている。
Meteor Lakeのリーク情報
Meteor Lakeはコア数が6P+16Eから6P+8Eに変更になったという情報や、デスクトップ版の発売はキャンセルされたとのリークもあり、まだはっきりとしたことはわからないがIntelの開発が遅れている可能性が高い。
以前はMeteor Lakeがミドルレンジ帯、Arrow Lakeがハイエンド帯へ投入されるといわれていたが、もしMeteor Lakeのデスクトップ版が発売されなかった場合Arrow Lakeがその役割を担うことになるだろう。
参照:
・Intel "Raptor Lake Refresh" Meant to Fill in for Scrapped "Meteor Lake" Desktop?
・2023年のIntelのロードマップがリーク!Raptor Lake RefreshやCore i9-13900KSを発売。13900KSのスペックも明らかに