10年前からの宅録 | 電音専師『PM5』

電音専師『PM5』

ファミコンミュージックを中心に懐かしの音をお届けする
デジタル音楽ユニット『PM5』のブログ!

PM5のRです。

ちょっと動画がご無沙汰なのは理由がありまして…。

実は音を少しでも良くするために
製作環境を改めようと、試行錯誤してます。

…が、しかし。
知識の乏しい自分では簡単に行かず、
四苦八苦…。

もうこの時点で四字熟語が2つもでてきてしまう有様ですよ。



さてさて、
自分が音楽制作を始めようと思ったのは
今から7~8年位前のこと。
当時なんだか良く分からずも買ったDAW(音楽作る系)ソフトに挑むも
全く歯が立たず、仕方なくDTM(パソコンで音楽作る系)教室に1年間通うことに。
(マンツーマンレッスン)


授業のほとんどを世間話で費やし
教室で使うソフトもバージョン違い、
質問して分からないことがあると、部屋を出て行き
10分後くらいに戻り
『調べたけど分かんなかった(笑)』とおっしゃる
くまのぷーさんを肌色にしたような先生に
最後のレッスンで
『ぶっちゃけ、ここのレッスン代を機材に投入した方が
捗るんだよね~』とありがたいお言葉をいただいたのは
未だに忘れられず。

結局、MIDIすら理解しないまま
終了し、本屋で買った参考書でなんとか…
なるわけもなく、簡単にDTMを諦めることに。


その数年後、ふらっと寄った楽器屋で
MTRという物を知り衝動買い。

これ、簡単に言えば多重録音マシーン。

操作が簡単で、ピアノやシンセ、
木管から金管まで演奏する自分には
ぴったり!

MTRについているドラムマシンで
リズムを打ち込み、それにピアノをかぶせる。
さらにシンセサイザーを弾いてベースからオケまで何回も重ね
メロディはトランペットや笛で録音するという方法。

これだとパソコン無しで1曲作れる!

こうして得意げに駄作を連発する
調子乗り気に突入!

…するも、すぐにストレス地獄。

これさぁ、一回作品にしてしまうと
後から編集できないんだよおじいちゃん!!


作品にして聴いていると
全部リアルタイム録音なので
ちょっとしたずれに気づくことがあったり。

そんなとき、DAW(音楽ソフト)ならすぐに修正できるけど
MTRだと(トラックが少ないと)非常に大変。
視覚的にとらえられないし…、自分の仕様モデルは。

そしてなにより、
自分に演奏できないパッセージが現れたときに
対応できない…。

手軽で簡単で、便利なMTRでも
それで全てをまかなうのは無理ゲーなのか。

…と
またちょこちょことDAWを触りはじめ
なんとか打ち込みが出来るようになる。
(それまで教室に1年通ったのにまともに出来なかった)

しかし、それ以上の事が出来ないので、
DAWとMTRとシンセのシーケンサー機能を併用し
音源を作ることに。



現在に至る!!!!
今の音源もそうやって作ってる。。。


そう機材も当時のまま!
オーディオインターフェイスすら無い…。
(ただmidiからPCへ繋ぐレベルのやつはあり)
ソフトシンセはフリーのやつ。

これで音楽制作やってます…とかいったら
笑われそう。

とりあえず、ちゃんとしたオーディオインターフェイスを買おう。
最近の物にはDAWの簡易版が付いてるって話じゃないか。
それを弄ってみるのもいいじゃないか。


だからぷーさん
お金返して。