私の幼少期の話です
私の両親はとても仲が悪く
割と綺麗な母親と
見た目と性格は悪いけれど
稼ぎのある父親でした
(しかし父はケチで家に入れる金は少なかったため我が家は貧乏でした)
母は父のことを毛嫌いしており
私たち子供に平気で父の悪口を言います
父に似ている=恥ずかしい事
父の子供であると言う事=恥ずかしい事
私たち3人姉弟はこの感覚が身に
染み着いていました
父は脂っこいものや味の濃いもの
こってりした食べ物が大好きです
でも子供の好みも大体こんな感じですよね
私たち3姉弟もこってりした物が好きでした
でもこれを母に言うと
お父さんにそっくりーwwwwと笑われたり
お父さんの子だねぇwwwww
と母に嫌味を言われます
だから私は身を守る為に
「あっさりした物が好き」と
母と同じ好みだと嘘をつきます
ハンバーグが食べたいなんてとても言えません
父の好きなクッキーを食べると
「え?クッキー好きなの?」と
母に怖い顔をされ
本当は食べたいクッキーを我慢して
好きではないけど、母の好物のビスケットを
美味しそうに食べるフリをしていました
そして食べれるチャンスがあったら
クッキーまずいねーと言いながら
嬉しいのを隠して食べました
子育てをしていると
好きな食べ物ですら本当の事を言えなかった
自分の幼少期を思い出します
今さら母にどうして欲しいとかはありませんが
どうしようもないモヤモヤに襲われる時があります
読んでくださりありがとうございました