5歳の長女が、先日放送していた『サザエさん』の特番とドラマをやけに気に入り、何度も繰り返し見ているようだ。
今週からは毎回『サザエさん』を録画することになってしまった。
『プリキュア』や『アイカツ』よりも『サザエさん』を好む、なかなか渋めの5歳児なのだ。
『サザエさん』はオイラが生まれた年の昭和44年から放送されていて、ブラックジョークや下ネタ等が一切なく、家族そろって楽しめる超長寿番組である。
大人になってからは、ほとんど見ることは無くなっていたのだが、小・中学生の頃は、日曜日の終わりを告げる憂鬱にみまわれる『サザエさん症候群』に陥りつつも、よく視聴していた。
オイラが小学3年か4年生の頃に見た放送で、何故だかよく分からないが、不思議とよく覚えているエピソードがある。
ある日、カツオがタラちゃんに地球儀を見せ、「ここから、ずっと真っ直ぐに進むと地球を一周して、また同じ場所に戻ってくるんだよ。」と云うようなことを教えていた。
タラちゃんはその話を鵜呑みにして、三輪車で家を出る。
通りすがりのおばさんに「あら、タラちゃん、ひとりでおでかけ?」
「はい。地球を一周してきます。」
「まあ。気をつけてね。」なんてやり取りをして前へ進む。
その頃、磯野家ではタラちゃんがいなくなり、みんな大慌てだ。
カツオはサザエにこっぴどく怒られるしまつである。
一方、タラちゃんは地球一周するべく、一所懸命に三輪車をこいでいる。
しばらく行くと、道路工事で通行止めになっているため、仕方なく方向転換し、再び進みだす。
すると今度は歩道橋に突き当たる。
どうしようかと悩んでいると、道ゆく親切なおじさんが三輪車を歩道橋の向こう側へと運んでくれたのである。
その後、タラちゃんはまた違った方向へと進んで行くのであった。
さて、お次は道の真ん中に大きなイヌが寝ているではないか。
怖くなってしまったタラちゃんは思わず、引き返してしまう。
そして、今度は飛んできた風船を捕まえようと追いかけ、方向転換。
更に、行き止まりで方向転換。
タラちゃんは知らず知らずに数回、道行く方向を変えているのであった。
そうこうしているうちに、ついにタラちゃんは心配している家族の待つ家に到着したのだ。
タラちゃんは何食わぬ顔で「カツオ兄ちゃんの言うとおりにして、地球を一周してきたですー。」
タラちゃんは、ずっと真っ直ぐに進んできたつもりだったのだ。
『タラちゃんの地球一周』めでたし、めでたし。
ってゆう話。。。