変だよなぁ | オッサンの戯言

オッサンの戯言

プカプカ浮かぶ雲の如く、風の吹くままお気楽気まま!
適当に適度な更新を目指します。

3月11日近辺のテレビ番組は「東日本大震災」関係の特番が多い。

記憶の風化を懸念する人達には良い事なのかも知れませんが、オイラは大事な事が欠落しているとしか思えない。

ただただ被災の事と原発の事と復興の事を呪文の様に唱えて終わりでは、単なる悲しみの再現でしかないし、未来への展望の欠片もないではないか。

当時「想定外」って言葉が使われてましたが裁判では津波の予見は出来たとなっている、そもそも被災者も津波警報は信用せずのほほんとしていたにも関わらず…

検証するならそこなのにただ「お涙頂戴」の出来事だけをクローズアップ。

原発事故も廃炉がどうしただけで、今の電力事情とかは一切触れないし、太陽光発電を主体とした所謂再生可能エネルギーについては蚊帳の外。

震災直後に福島原発が津波による被害で緊急停止し後に爆発、これにより東京電力管内の地域では電力消費を抑える為の計画停電と節電により街の灯りが消えた。

それが今では元通りに明々と至る所に灯りが燈る訳でして、節電意識は何処へやら?

まぁ様々な事をして電力供給は増えてLED電球等の普及で消費電力は抑えられたとは言え、無駄な電力消費には変わらない。

少なくとも地震による建物倒壊や津波の被害に遭遇しなかった人達がやいのやいのは的外れでしかない。

震災の教訓を忘れない為ならば、実体験した不便さを思い出すべきですけどねぇ?

まぁ結局は放送局の自己満足なのだろうけど、先を見ないのはマスコミも政治も一緒、過去の教訓が役に立たないってなれば、明るい未来は永久に来ない??